三宅島から戻る船上の人、ひこざです。
　台風の影響で帰りの船は揺れるかと思ったけど、進路はだいぶ北にずれたようで、大して揺れなかったですな。もう東京湾内でほとんど揺れないし、港に到着まではまだ時間があるのでブログでも書きましょう。横須賀の目の前を横切っていくので、いっそここで下ろしてほしいです。

　東京から三宅島への船は朝５時に島に着いて、帰りの便は１４時に島を出航します。週末でダイビングに来る場合、土曜朝に着いてその日に２本ダイブ、日曜の午前中に１本ダイブして帰るというパターンが定番ですが、今回もそのパターンです。頑張れば帰る日に２本潜れるけど、そんなにガツガツ潜りたい訳でもないので、これくらいでちょうどいい。

１本目：大久保浜　気温27℃　水温24℃

　昨日よりも風が強いので、たぶん昨日と同じ大久保浜と伊ヶ谷くらいしか潜れないだろうということで、もちろん大久保浜。むしろ望むところ。ダイビング始めた頃は生物にはそれほど興味はなかったのに、いつのまにか壁に張り付いてウミウシ探す人になってしまったので、２回目でも全然ＯＫです。
　昨日は根の下を進んでそのまま戻ってくるコースだったけど、今日は根の上の浅瀬を帰ってきたので明るくてタイヘン気持ちよかった。

　ダイバーのアイドル、ミナミハコフグ幼魚。夏の間に南国から伊豆の方までフラフラ流れてくるものの、伊豆の冬は越せないというなかなか無計画なアイドルですが、三宅島では冬を越せるらしい。でも育つと普通のハコフグなんだけどね。

　ホウライヒメジさんの視線から。いつも砂地に整列して休んでます。

　岩から不自然（自然だけど）に生えてる黄色い枝はムチカラマツ。その枝を目で追えばほぼ必ず居るのがこのガラスハゼ。枝の上しか逃げないので簡単に撮れます。

　キイロウミウシ。小さいうちはひらひらしててかわいいんだけど、大きくなるとビラビラ付きの巨大ナメクジみたいになって気持ち悪い。興味のある人は画像検索してみましょう。