台風は予報どおりに進んでくれればそれほど波は高くないはず、と踏んでましたが、思ったとおりの静けさ、というかむしろ昨日まで荒れてたとは思えないキレイさでした。ホント来てよかった。どの方角にも浜があるので、よほどでない限りはどこかには潜れるというのも三宅島のいいところです。
明日はさすがに台風が近いので、今日よりはうねるかもしれないけど、午前中に1本潜れるといいな。帰りの船は揺れそうだけど、まあ出航さえしてくれればベッドに引きこもって寝てれば揺れなんてなんのその。帰りの船は昼便でみんな騒がしいので、多少高くても特2等の個室ベッドにするのが生活の知恵です。一人の空間、プライスレス。
そいでは、以後プチダイビングログ。
1本目:大久保浜 気温27℃ 水温24℃
三宅島といえば大久保浜。生物好きなら何度来ても飽きない、生き物だらけポイント。風向きは台風に吹き込む南東の風なので、島の北側の大久保浜は風下で至って静か。
クマドリカエルアンコウ。1cmくらいです。
今回が TZ30 を買ってから初のダイビングなので、水中での操作に慣れてなかったり、ダイビング2年ぶりでアタフタ気味だったりで、今回はロクな写真撮れなかった。TZ30 は暗いとザラザラが酷いし、水中のチリにピントが合いがちであんま水中撮影に向いてない気がする。広角なのと寄らずにズームで大きく撮れるのはいいんだけどね。この写真もトリミングなしです。
2本目:伊ヶ谷 気温27℃ 水温22℃
午後になって風向きが変わったのか、大久保浜と伊ヶ谷港しか潜れなくなってしまったので、今まで潜ったことのなかった伊ヶ谷港で。ホントに港の構内の水深5〜6mしかないポイントで、講習の時につかったり、他にどこにも潜れない時の最終手段の浜らしいです。狭い湾内の小さな根や岸壁にひたすら張り付いて生き物探し。すごいのが居るわけではないけど、とにかくいろんなのが居ます。沖縄とか南国のダイビングを期待してた人が見たら 「えっなにこの人たち」 と思うでしょうが、これはこれで楽しい。
クマノミと緊迫のひととき。やんのかこのやろう。
岸壁のイバラカンザシの皆様。いったい何がどう進化してこの色に行き着いたのか。周囲の環境に合わせる気なさすぎ。