とまあ、気合入れて書くと疲れるので、何か変化があるたびボソッと書いていきたいのですが、まずその前に、今までの軌跡はまとめておこうかなと。
なんでこんなの始めようかって思い立った経緯は こちら を見てもらうとして、ため太郎さん との偶然の出会いにより、アクアリウム兼家庭菜園・ひこざわ農園 が始まった訳です。
始めるまで知りませんでしたが、世間的にはこういうのはアクアテラリウムって呼ぶんですね。普通は苔むした自然の水辺っぽいのを目指すと思うんですが、「どうせなら野菜も育てたいなー」 とか欲張ったせいで、なんか都会の河川みたいな見た目になってきました。水槽が小分けになってるおかげでいろいろ手を出せるし、もし野菜が枯れても部分的に大掃除できるのが便利ですね。
水槽を3方から見るとこんな感じ。全部プラスチックです。そしてどう見ても家内制手工業です。ちっちゃいポンプで1階から4階まで上げられた水は、自由落下で各階を巡って1階まで戻ってきます。
1階はメダカ公園にしたかったので、100円ショップの園芸ネットと結束バンドを使ってレイアウト。隠れ家もあるよ!。余計なバンドをいっぱいつける事で砂と絡ませて固定させたかったんですが、水中の砂に保持力なんて皆無なので、まるで役に立ちませんでしたな。
あとは大磯砂 (細かい砂利のような、水槽用の定番の砂) を入れてー
上の階にも砂を入れてー
好みでテキトウに買ってきた苗と観葉植物をテキトウに植えて、水を入れたら完成ー。このテキトウのせいで後でいろいろ苦労しますが、それはまた今度。
ちなみに、後ろの下敷きみたいのはセットにはついていません。4階まで水を上げるパイプは簡単にボロッと抜けるのですが、ポンプ稼働中に抜けると水槽外まで噴き出して水浸しになるので、その防壁。
ということで今宵はまずここまで。すでにこの時点で、後になって後悔する事を山ほどやらかしてるので挙げておきましょう。
- 大磯砂をそのまま使うと、混ざってる貝殻のせいで水がアルカリ寄りになるので、あらかじめ貝を取り除いたり、酢で溶かしてから使う物らしい。ウチもしばらくアルカリ寄りだったけど、あとで上の階にソイルを入れたら安定した。
- 濡れた大磯砂に種を撒くと、発芽はするけど根が砂にもぐれず立ち往生する。
- 土で育った苗を水耕栽培に移行すると、根は何週間かかけて水耕モードに変化するが、細かい根の大半は腐る。腐った根はなかなか分解されずにいつまッでも水を汚すので、細かい根がもっさりしてる植物の移植はやめた方がいいぽい。
- パクチーさんはただでさえ移植が苦手らしいので、土で育った苗を水耕化するのは無謀。育てるなら種から。パクチーの根が腐るとすごいくさい。とてもくさい。
- そこらで拾ってきた木はもちろん、水槽用に売っている流木であっても、まず重層で煮立てるなりして徹底的にアクを抜く。抜かないと水がとてもとても黄色くなる。黄色くても魚的には大して問題ないらしいが、水草は光量が減って育ちが悪くなる。ウチの場合はアク抜かないまま水草を巻きつけて育てちゃったもんで、もう諦めた。この黄色い水と生きていきます。