そしていざサブモニターとして使いたくなったもんで、この前はじめてPCと繋いでみたんですが、
画ッ‥質ッ‥悪ッ!
‥‥絶句。なんでHDMIで繋いで文字にじむの? なんでゴーストみたいのでてんの? そしてなんで画面の端が見切れてんの?いや、普通にテレビとして使ってた時点で、なんか HDMI のくせにゴーストみたいの出てるなーとは微妙に気になってましたが、PCつないではっきり分かった。このひと絶対なんか余計なことしてる!
さー知らない事はぐぐって解決!。いやー、一応テレビゲームの開発してたんで、アナログテレビでは画面端に入るノイズとかを見せないために画面端を隠してる事は知ってます。が、液晶パネルとデジタル信号になってもまだそんな事してるとは思ってなかった。
おまけに、それをするのに画面端を物理的に隠すんじゃなく、入力画像を勝手に微妙に拡大して端を捨ててる とは思ってもいなかったよ。
なんと世間の大半のフルHDテレビは、液晶画素と全く同じ画素分の画像信号を受け取ってるにも関わらず、微妙に拡大されてボケたものが表示されてたんですね。なんてこった。
アナログ放送との過渡期だったり、いろいろ事情はあるみたいですが、でもまあこんなモッタイナイ事しつつも、一応僕みたいな人のため、拡大せずドットバイドットにする設定はさすがにあるみたいで、って
この機種ドットバイドットできねえ!何考えてんのレグザ!
いやまあ、かなり古い機種だし、そもそもフルHDパネルじゃないからドットバイドットとか意味ないじゃんて理屈は分かるけど、PC繋ぐと画面の端が絶対見えないってのはどうなのよ。なんか吐き気してきた。この機種 (REGZA 20c2000)をぐぐってみると、当時の小型テレビとしては高画質でえらい評判よかったみたいですが、残念ながら僕の用途にはこれ以上ないくらい合いませんでしたなー。借り物だからよかったものの、自分で買ってたら本気でヘコんでた。
ということで、仕方なく自前で買う事を決意。最低限、22型程度のフルHDパネルで、HDMIが2系統あって、ドットバイドット表示 できればよかったんで、怪しげなメーカーの1万円台の奴でよかったんですが、フルHDはともかく、HDMI 2系統ってのがなかなかない。HDMI ってコスト高いのか?。つーか今時 D-SUB とかつけるくらいなら HDMI 2系統にしておくれよ。
‥などとブツブツつぶやきつつ、価格.com の安い方から順に調べていったところ、 AQUOS LC-22K5 に到着。いきなり HDMI 3系統ですよ奥さん!。国産機って最低でも4万くらいするもんだと思ってたけど、思ってたより安いのね。大画面テレビの暴落にひきずられて落ちてきたのか。
K5 は旧機種なのでどこも在庫切れ寸前で、現行機の K7 の方が安かったんだけど、K7 は音声出力をバッサリ切られた とか後悔しそうな匂いがプンプンしたので、K5 にしといた。
で、その子がついさっき届いた訳ですよ。相変わらずデフォルトでは微妙に拡大されるようですが、ドットバイドットに設定を変えたらPCモニターとして全く問題ない画質で表示されました。素晴らしい!。‥‥できて当然の事だと思うんだけどなぁ。
それにしても、そこそこ大きいフルHDパネルでこんだけ入力てんこもりで ¥24000 てすごい時代ですな。HDD繋げば録画もできるみたいだし、2画面同時表示も地味に嬉しい。
そんなこんなで、我が家にもテレビが来てしまいましたよ。あーちくしょう。地デジはキレイだなー。図らずもオリンピック特需にのってしまった(ちっとも特需じゃないらしいですが)。
昔も一時期、PCから手の届くところにテレビがあった時代がありましたが、まるで作業が捗らなかった思い出しかないので、またすぐテレビつけるクセがつかないよう気をつけます。
‥しっかし、1ドット1ドットに魂を込めてるデザイナーさんも居るってのに、結局世間様のテレビでは微妙に引き延ばされた画が表示されてるって事実を知ってしまうと、なんか悲しい気分になりますな。今後もこれがデフォルトなんだろうか。そもそも世間のテレビはHDとフルHDで半々なので、どのみち拡縮は免れないんだけどね。微妙に拡大は勘弁。