4/25 〜 5/2 までの1週間、お友達とワシントンDCをぶらぶらしてきました。
さすがに1週間のワシントン旅行を1記事で書くのは長すぎたので、後編です。
4月28日(くもり)
さあ、今回の旅行のメインイベント、スミソニアン航空宇宙博物館別館、ウドバーハジーセンターですよ。ワシントンの玄関口、ダレス国際空港の近所にあるのですが、ワシントンの中心からダレス空港まで地下鉄とバスで1時間、そこからさらに1時間1本の送迎バスなので、結構大変な道のりです。
さあ着いた!。うん、いや、あのね。カオス過ぎだ!
いったいどこから見ていいものやら。結局5時間くらい居ました。
昭和小学生の憧れ1。ブラックバード!。イヤだめ!、入るなりこんなの見せられたら困っちゃう。
上から見るとシビレるのですが、前や横から見ると薄すぎて全く絵にならないので注意です。
昭和小学生の憧れ2。コンコルド!。デカすぎてどうやっても1枚じゃ撮れません。というか飛行機詰め込みすぎで見渡せるポイントがありません。窓ちっさ!
昭和小学生の怖れ。エノラ・ゲイ。別にじいちゃんが戦死した訳でも、広島長崎に身内が居るわけでもないですが、これと桜花は笑顔では見れませんでした。すごい威圧感。
とりあえず、こんなの次々量産できる国と戦争するもんじゃないなと。
今話題の F-35 さんじゃないですか!。何してはるんですか!?
正確には試験機の X-35 ですな。わざわざ垂直離着陸用のエンジンまで展示してたけど、こんな最新鋭機堂々と展示しちゃっていいの?
そしてスペースシャトル、ディスカバリー (宇宙帰り)で すよ。
この旅の仕込みを始めたのは2月頃で、その頃もディスカバリーが来るらしい事は知ってたけど、こんな早く来るとは思ってなかったので、旅行の直前に突然やってきて驚いた。
ディティール1。尻!
えーと、正直な感想。レンガの壁かと。とても精密機器とは思えない大雑把な造形。熱から守る事を最優先するとこうなるのかー。こんな大雑把な翼とフラップで滑空して着陸できるのがすごい。
ディティール2。ほっぺ!
やっぱ宇宙帰りの汚れは説得力が違いますなー。尻とか鼻先とかにいっぱい空いてる穴は姿勢制御用のノズルかな?
ディティール3。目!
なんか見える!。もうちょっとで何か見えそうなのによく見えん。タイル1つ1つに刻印してあるのが本物の証って感じでなんか燃える。
4月29日(はれ)
もう昨日までで主たる目的は果たしてしまったので、あとは消化試合になりそうなところですが、今日は友達の希望で隣町のボルチモアまでメジャーリーグの観戦へ。僕自身は日本のプロ野球すら見に行った事がないような体たらくですが、本場のエンターテイメントだし、ぜひ見てみたいとノリノリ。
ワシントン・ユニオン駅。ボルチモアまではアメリカではめずらしい鉄道旅行。東海岸では割と鉄道網も活用されてるみたい。なんでかどこも駅だけはえらい立派です。
メジャーリーグは昼からなので、午前中は鉄道博物館へ。ボルチモアはアメリカの鉄道発祥の地だとか。
なんかね、日本のSLってある程度お決まりの形があるもんですが、アメリカのSL自由すぎ。そして威圧感ありすぎ。殺られる。間違いなく殺しにきてるこれ。
‥‥‥。SLですよこれ。しかも戦前の。もう呆れるしかない。ラスボスかよ!
やっぱこんな国と戦争するもんじゃないです。
やってきましたメジャーリーグ。ボルチモアオリオールズ VS オークランドアスレチックス。もちろんホーム戦なので、球場の大半はオレンジ色のオリオールズファン。アスレチックスが何かすると一斉ブーイング。分かりやすい。
お約束の国家斉唱やらファンイベントやら、野球分からなくても楽しいのは分かる。レッツ!ゴー!オーズ!。結果はオリオールズの劇的な逆転サヨナラ勝ちで大盛り上がりでした。でもヒーローインタビューとか一切なくて、みんな速攻で帰るのは意外だった。
帰りはユニオン駅のピザ屋 Uno Chicago Grill で夕食。シカゴ風ピザは一度食ってみたかったのです(シカゴじゃないけど)。撮り方が悪かったけど、厚さ4cmくらいあります。すげえ美味かった。やっぱアメリカ的な食いもんをアメリカで食うと美味いですね。店員さんが薦めてくれたビールもすげえ美味かった。名前は聞き取れなかったけど小麦系の生ビール。
4月30日(くもり)
さあ長かったワシントン観光も今日で最後。さすがにもう行きたい所には行ったので、今日は他にも興味があったところをちょくちょく巡る感じで。国際スパイ博物館。またマニアックな。でも人気スポット。
文章やビデオが多いので英語が苦手だと3割くらいしか楽しめないのですが、真珠湾攻撃の事前に諜報活動をしてた 吉川猛夫さん (知りませんでした) が結構大きく場所をとって紹介されてたりと、なかなか興味深いです。
スミソニアン・アメリカ美術館にて、たまたま THE ART OF VIDEO GAMES という楽しげな展示をしてたので見にいく。
ATARI から現行までのゲーム機と、そのゲーム機の代表的なゲーム (ファン投票らしい) が紹介されてますが、スーファミからPS2あたりまではほぼ日本のゲームで埋まってて、なかなか誇らしかったり。
僕がゲーム屋になると人生決めてしまった運命のゲーム 「ガンスターヒーローズ」 も紹介されててちょっと驚いた。アメリカでも人気だったのね。
最後は別行動でブラブラしようかいうことで、まだ行ってなかったポトマック公園のあたりをひとまわり。桜並木で有名なところです。池のほとりの桜並木を眺めてると、全然外国に居る気がしない。
アメリカの公園はどこもリスが当たり前のようにいるので激写。すぐ逃げるかと思って頑張って望遠で撮ったのに、あとで見たら普通に人の手からエサ食ってやんの。見た目に反して逃げ足遅いし。
あとは市街地をブラブラしながら、町中あちこちにあるエラそうな建物をいろいろ撮ってみた。
ワシントンの町中は普通にわらわら人が歩いてるので、1人でも安心して歩きまわれますね。銀座みたいな雰囲気。今まで行ったオーランドとかは昼間でも外歩いてる人なんて誰もいなくて怖かったもん。
そんな感じで、あとは帰るだけなので、旅行記はここまで。
帰りの飛行機は、5/1の昼間から14時間太陽を追っかけ続けてずっと昼間のまま、着くと5/2の昼になってます。やっぱり何度乗っても意味が分からない。