あまりに唐突なんですけど、本日生まれて初めてタンゴの生演奏を聞きにいきました。ついでに言うと自らチケット買って演奏を聞きに行こうと思ったのも人生初ですね。
今までいろいろ書いてきた趣味趣向から全く脈略がないですし、今までオーケストラどころか好きなアーティストですら直接聞きに行こうと思ったことはなかったのですが、そこに至るまでの道筋を簡単にまとめますとね、
- 昔から好んで聞いてた GYARI さん の 最近の曲 でアコーディオン?がよく使われるようになって、そもそもオルガン系の音色が好きなのもあってとても好き。
- ほかの曲 にて、その音色がアコーディオンではなく バンドネオンという楽器 だという事を知る。しかもこれみよがしにテトさんが持ってるんだけど何なのその謎楽器?
- 調べてみたところ、だいぶ変態的な楽器 だという事と、有名な奏者、三浦一馬さんのリベルタンゴの動画 に出会ってしまって大いに震える。音色もだけど ピアソラさんの曲 が好み過ぎてベタ惚れ状態になり、以後毎晩のように動画で聴き漁る。
- その過程でバイオリンの石田泰尚さんやらどんどん好き要素が増えていって生で演奏を見てみたくなり、今も公演とかやってるのかしら?と5月頃に調べてみたら 7月に横浜であるやんと!そんなの行くしかないやんと!
いやぁー初めて聞いたリベルタンゴは本当に震えましたね。もしそこでピアソラさんじゃないタンゴの動画を最初に見ちゃってたらもうそれ以上は調べなかったと思います。
ピアソラさんの曲は古典的なタンゴとは別物らしく、当初はタンゴとして受け入れられなかったらしいですが、僕はタンゴというよりはピアソラさんの曲と、この皆さんでの演奏を生で見て聞きたかった。下の動画でピアソラさんの曲(と終始楽しそうな石田さん)をいいとこ取りできますよ。どの曲もいちいち魅せ場がありすぎる!。この編成での重厚な演奏も聞いてみたいなぁ。
バンドネオンへの興味から入りましたけど、最初にリベルタンゴの動画を見た時からして隣でバイオリンを弾かれてる石田さんの方が気になり過ぎて、バイオリンてそんな音が出せるんだ?とか初めて知ったり、弦楽器の種類やらコントラバスを弾いてる姿がものすごくカッコいい事やら、いろんな事を知りました。この曲 の途中の弦の御三方のパートが本当美しくてカッコよくてもう。というかこの曲は最初から最後まで魅せ場しかないのズルいだろうと。
と、話が終わらなそうなので一旦切り上げて今日の思い出でも。会場は 横浜のみなとみらいホール でした。みなとみらいは 船 を 見に いったり ビールを飲み には行きますけど、ランドマークタワー近辺はほとんど歩いたことがなかったんですよね。タワーからみなとみらいホールまでずっと一続きの建物で繋がってますよ。今日から夏が本気を出し始めたので、ずっと涼しい建物内を移動できるのはありがたかった。
本気すぎるパイプオルガンまである非常に立派な大ホールで、チケットの販売開始から1月ほど経ってから予約したので中央一帯はとっくに埋まってましたね。だったらできるだけ演奏を感じられるように可能な限り前方の中央寄りにした結果ここになりました。
指の動きや表情まで見えるのは素晴らしかったですけど、目の前にあるスピーカーがちょっと強くて全部の音がそっちから聞こえるのはちょっと嫌だったかな。一番左で演奏してる石田さんのバイオリンの音が右から聞こえるんだもん。あと左右どちらかしかないなら左側の方がピアノやギターを弾いてる姿が見られて嬉しかったなぁと後で気づきました。次に活かしましょう。背後の席も気になると言えば気になるけどどうなんだろう。
曲目はてっきりピアソラ三昧かと思ってましたけど、前半1時間は敢えてかピアソラさん以外のタンゴでしたね。そういやタイトルからして「情熱のタンゴ」でした。もちろんその演奏も素晴らしかったですし他のタンゴの世界も知れて嬉しかったですけど、後半のピアソラ三昧に入ってからのテンションの上がり方ったらもう。やっぱ好きだなぁ。三浦さんはよく「大人の夜の雰囲気」と言いますけど、僕はなんかスパイ映画を思い浮かべますね。生で聞いてみたかった曲はほとんど聞けたし、アンコールまで盛りだくさんでしたし、本当幸せな時間でした。また行きたい。
コンサートの他にも、前述のとおりランドマークタワーはほとんど巡った事がなかったので、昼食後の2時間近くずっと歩き回って堪能しましたよ。周りの施設や公園とかも行ってみたかったですけどコンサート前に汗臭くなるのは嫌なので、外には一切出ずに全フロアをダンジョン探索がごとく順に眺めて周りました。タワーもすごいけどよく作ったなぁこんな建物。タワーの展望台は今は改装中で行けなかったのは残念。
あとは以前住んでた家の近くにあって大好きだった担々麺のお店が館内にあるのですごい久々に食べに行ったりとか、コンサート後には地ビールのお店で飲んだりも。
担々麺はドロドロの汁無しでやりすぎなくらい痺れる奴が好きなんですが、そういうお店はあまりないんですよね。香家さんの担々麺は最高に好みなんですけど、2種類ある辛い方のは脳と味覚の限界を超えてくるので僕は優しい方の担々麺でいいです。麺がやけに硬いのも好き。
そして地ビールのお店がとてもよかった。みなとみらいでビール気分なら大抵は ベアード に行くのですが、そのすぐ隣に台湾の地ビールが飲めるお店がある事に気づきました。
まだ16時でベアードが開いてないとか地ビールの珍しさもありましたけど、食べログとかのメニュー写真を見てると 料理もかなり本気の台湾で全く想像できない物が多そう なのでそっちに惹かれました。
で、早い時間で他のお客さんもいないし、店員さんといろいろお話しながら予想のつかない物ばかり頼みましたけど面白かったなぁ。やけに品数の多いメニューを順に眺めてたら 「豚の血のおこわとピーナッツ粉の甘辛ソース」 が気になって仕方ないので初手から頼んだら店員さんに驚かれましたよ。露骨に血とかレバーみたいな味がする訳でもなく、よく分からないけどこってりした何かで固められたおこわでした。ソースがかなり強いのでそっちの印象が強いですね。
さらに日本になさそうな味の物を聞いてみたら 沙茶醤の炒め物 を勧められたのでチャレンジしてみたところ、確かに全く食べたことのない味でしたけど美味しかった。
エビや魚介から作る醤だし、食べた瞬間すぐ分かるのもエビの風味なので、なんで「沙茶」なのかなと思ってましたが、食後のゲップがなんでか中国茶みたいな風味になるのでそれで沙茶なのか! と勝手に納得したんですけど 全然違うみたいすね。お茶も入ってないみたいだし。
あとせっかくここまで来たからには中華街で怪しい物でも買っていきますよ。いつもどおりの 麻花兒 や変わった麺、あとは少し前に 興味本位で買ってみた麻辣王子 の 很麻很辣 の方が安かったので買ってみました。日本で目にしない漢字でもなんかキツそうなのだけは分かるのいいですね。前回はヘタレて微麻微辣の方にしといたので、どんな世界が待っている事やら。
食べると 油に1晩漬けたじゃがりこみたいな食感 で、食べた瞬間 「あっこれは体に悪いものですぞ!」と瞬時に分かる 楽しい食べ物です。味は嫌いではないんですけどね。前のは amazon で10袋入りの を買っちゃって1人で全部食べるのはイヤだったので飲み会で皆に食わせましたが、4袋入り200円ならまだ気軽ですね。全部食べるのはイヤですけど。