今年は春から新居の事につきっきりでキャンプや温泉にも全然行けてませんでしたけど、新居の事もやっと落ち着いてきたし、毎年恒例の 焚き火部のビールキャンプの季節 ですので、また僕だけ何日かフライングして ぷらこ(愛車) と伊豆近辺を小旅行してきましたよ。

　写真は 富士山の眺望でお馴染み、ふもとっぱらキャンプ場 ですね。なんかイベントの準備中でフォトジェニックな物が置かれてたので今の心情として貼っときましょう。キャンプはいいものです。今回も雄大な富士山が見れてよかった。

　今回はキャンプも旅も久々だし、新居の事でいろいろ疲れてたのであまり新しい場所とか欲張らずにお気に入りの場所でぐったりする旅にしました。なのでそこまであれこれ書く事もないので軽めの１記事で。

• 9/24 (水)　横須賀−箱根−ふもとっぱら　(162.6km)
• 9/25 (木)　ふもとっぱら−函南−伊東−熱川　(132.8km)
• 9/26 (金)　熱川−河津−キャンプベアード　(54.5km)
• 9/27 (土)　キャンプベアード−伊東−横須賀　(140.3km)

９がつ２４にち（水）はれときどきくもり

　さて初日はまずふもとっぱらでキャンプです。いつもふもとっぱらに行く際には横横から東名で裾野ICまで行って、あとは富士サファリパークの通りを通って行くのですけど、ぶっちゃけ最近お金が減りすぎて超ケチってるので今回は下道なのです。横須賀からずっと海沿いに西湘バイパスと箱根を通り抜けて、裾野からは同じコースで。横横＋東名だと片道 ￥2570 かかるのがなんと ￥220 だけで済みますよ！

　下道といっても信号の少ない快走路が多いし海あり山ありで運転も楽しいですけど、やっぱ高速よりは１時間ほど余計に４時間はかかりましたね。横須賀から江ノ島まででノロノロと１時間かかるのがもうちょいスムーズだといいんだけど。

　あとそう今回、最近できたばかりの 茅ヶ崎の道の駅 に寄ってみたかったのですが、平日の午前中ならまだ入れるかなと思ったものの駐車場は空き待ちでグルグルしてたので早々にスキップしました。寒くなったらちょっとは空くのかなぁ？。おかげで行きの途中に寄ったのは箱根のトイレ駐車場だけでしたよ。道中ずっといい景色なのに写真がありゃしない。

　ふもとっぱらへ到着！。カラっとした秋晴れ予報で期待してたのですが まあ富士山はいつも通りお隠れでしたね。いつも夜から朝にかけて雲が晴れるパターンが多いので明日に期待しましょう。富士山は見えなくともこんな広い場所でぐったりだらだら焚き火できるってだけですでに最高なんですから。

　本日のキャンプ飯。お昼はふもとっぱらの食堂で食べました。前に来た頃は水曜定休だった のが毎日営業になったようで嬉しい！。ここの食堂は地の食材を使ってて美味しいしオリジナルのIPLも好きなんですよね。そしてここならもう車を動かさないのでビールが飲める、それが何よりも素晴らしいのです！

　他にはあまり目新しい物は作りませんでしたけど、ソトレシピで見かけたハッシュドポテトを生地にしたピザ を作ってみたくらいかな。ソトレシピは想像力を刺激される変なメニューが多くていいですね。ダーティーステーキ とか バターアヒージョ とか乱暴すぎて好き。

　ポテト自体の塩気が強いのでさらにチーズは味覚が疲れてきますけど、味の薄い具を選べばいいかも。そもそもハッシュドポテト自体が好きなので単体でつまみにしたい。

　夜も更けるといつもどおりというか、星も見えだして暗闇に富士山のシルエットが見えてきました。そういや こないだ買ったばかりのカメラ でこういうの撮れるかなと試してみたのですけど 思った以上に暗い所はアカンですなぁこのカメラ。 前の RX100 は同じセンサーで このくらい撮れてたもん。

　主に動画を録るブイロガーに特化したカメラで静止画機能はいろいろと削られてるのですけど、シャッタースピードが1/4秒まで なのは厳しいですね。あとISO感度の上の方が汚すぎて使いたくないんですけど ISO AUTO に上限をつける機能が削られてるのが痛い。だからといって毎度感度を変えるのもめんどいし。廉価版とはいえ充分高額なカメラなのに、ハードを削るのはともかくソフトでできそうな機能を削るのはイヤらしいなぁ。

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　夜が明けてみれば今回も見事な富士山！。今までも日中はドン曇りだろうが毎度朝だけは富士山が見れたので、雨でもない限りはだいたい見えるもんなんですかね。今のところふもとっぱらで富士山見れた率は100％ですよ！

　今日は富士宮のふもとっぱらから伊豆・熱川の温泉宿まで向かいますが、これまたケチって高速は使わずのんびりと。途中の 道の駅函南（かんなみ） でお昼と、今夜や明日のつまみや食材を買い足します。

　お昼は珍しくちょっといいお寿司にしましたよ。平日で特上近海ランチでも ￥1980 だったのでせっかくなのでそっちにしたら思いのほかネタでっかいのがきました。エビとサーモンで枠を消費しないのもとても良い。

　着いてみたら思いのほか新しくて立派な資料館が併設されてて驚きましたね。そもそも僕が好きそうな史跡だし、今まで何度も近くを通ってるのに来てなかったのが不思議なくらいですが、復元とかではなく実際にカノン砲を鋳造していた現存の反射炉とは知らなかったので見応えがありましたよ。

　そして本日の、というかこの旅最大のお楽しみ、温泉旅館に到着。このフレーズは見覚えがありますね。そう、去年もやってきた 僕史上最高の温泉宿、熱川温泉、熱川ハイツでございます！。ホントに伊豆に来るたびまた来ちゃったよ。だってここにコスパが敵うステキ体験そうないもん！

　もちろん今年も露天風呂付きのお部屋ですよ？。これ付けないとただの伊東園ですからね。去年より少し高くなってましたけどそれでも 露天風呂付きのお部屋に１泊２食飲み放題とキンメ煮付けも追加して￥16120、そこから今 楽天モバイルのキャンペーン で有り余ってる期限ポイントをゴソっと使って ￥11820 ですとも！。ちなみにキンメ煮付けも楽天スーパーセールか何かでほぼ追加料金なしでした。いろいろとおかしいなぁ。

　去年は運がよかったのか何かの手違いか、やたら広い浴槽 でしたが今年は順当に壺風呂でしたね。足が伸ばせないのはちょっと残念ですがまあよし。ちなみに常に忘れてはいけませんが ここは伊東園ですからね。一見キレイなその板張りの向こうは引くほど汚いとかそういう細かい事をいちいち気にしてはいけません。１万円で海の見える露天風呂を一晩独り占めできるならそれでいいじゃないですか！

　てことで オレだけのための風呂ならビール持ち込みますよなぁ。にんげんだもの。
　去年のお部屋のお風呂は広くてよかったものの、物を置く場所がなかったので今年はキャンプのテーブルやチェアを持ち込む気満々だったのですが、なんと今年のベランダにはテーブルとチェアが備え付けでしたよ。最高か！

　なのでビールも並べちゃいますし、このあとツマミまで出してきて 本気でメシ時以外ずっとベランダで全裸でしたよ。夕食の飲み放題に加えてこのビール４本も空けたのでまあー最後の方はベランダで全裸で寝落ちしかけてましたし、ネタとして面白いので寝落ちしてみようかなとも思いましたが、まあ明日体調が悪いのも困るのでちゃんと布団で寝ましたよ。

　本日の地ビール！。さっきしれっとヒドい事を言いましたが、韮山反射炉に行ったのは反射炉ビールを買いたかったからです（※すぐ隣の土産屋がブルワリー）。反射炉ビールはいろんなビールを次々作るタイプのブルワリーみたいですが、IPA系とかヘイジーとか僕が好きなの多いし、この日もかなりの種類があったのでとても迷いましたね。売り場には心躍る紹介文が並んでて楽しく迷えました。結局IPAばっか買いましたな。

　あともう一本は、本当は韮山反射炉から熱川への通り道にも楽しそうな 宇佐美ブルワリー を見つけたのでそこで買うつもりだったのですが、現地は自販機に定番物しか置かれてなくてあまり嬉しくなかったので、結局そのあと通る 道の駅伊東マリンタウン で 伊豆高原ビール の楽しげなのを買いました。味の予想ができなかったので買ってみましたけど、うん、ほんのりはちみつ。やるなオバマ？

　それはそうと今回の熱川ハイツ、去年来た時は屋上プールのテラスは夏場にしか出られないのかなと思ってたのですが、実は自由に出ていい事が発覚。去年は見られなかった伊東側の眺望もなかなかの絶景でした。

　大室山 の異質さも面白いですが、やっぱ斜面にツブツブと白い点が並ぶ伊豆高原あたりの別荘街は伊豆ならではの景色だなぁと。今の家をみつけるまではあの辺の物件もちょくちょく眺めて夢見てたので、先にこっちに概ね理想の家を見つけてしまったらどんな人生になってた事やら。草刈りとか大変だろうなぁ。

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　熱川温泉は伊豆半島の東側なので海から日が昇ります。今日は超晴れそうなので日の出を拝まなくてはと、ちょうど秋分頃だし６時に目覚ましをかけてたのですが、５時40分くらいに明るくて目が覚めたらとっくに日が昇ってましたよ。秋分て言ってたじゃんウソつき！。春分秋分に６時に日が昇るのは明石あたりの話で、伊豆はもっと早いんでしょうね。

　まあ６時に目覚ましかけてる時点でそこまで情熱もないし酒も少し残ってるしでもはやどうでもよくなってましたが、朝陽に照らされる坂の温泉街はいいものですね。熱川ハイツはいい宿なんですけど、温泉街へは気軽に行けない（徒歩30分くらい）のはちょっと寂しい。

　去年は翌朝起きたらドシャ降りでしたが今年は素晴らしい快晴なので、まあ当然チェックアウト11時まではまたベランダで全裸で過ごしますよね。にんげんだもの。空も海も青いなぁ。

　といいつつ南東向けの部屋なので、本日の残暑極まる強い日差しがベランダを徐々に占拠していきますが、かろうじて胸から上くらいまでは日陰が残ったので鋼の意志で風呂に居座り続けましたよ。下半身だけ日焼けでヒリヒリになったらヤだなぁとちょっと思いました。

　てことで11時ギリギリまで全裸お風呂を堪能したら夢の宿を後にして一路キャンプベアードへ！。他のメンバーは今年もやる気満々で開場時間前には集合してましたよ。

　例年どおり一番広いLLサイトに４テント、あと電車移動の人はまとめてキャビン１部屋という布陣でしたが、大きいタープ持ってきたのは僕だけだったので、じゃあ皆で共用にしますかと高く広く張ったら屋根と日陰の位置が盛大にズレましたね。タープに対してやけに端っこに陣取ってるのはそのせいです。他の部分は顔ぐらいしか日陰にならなくて誰も入って来やしないので後でもうちょい影が増えるよう調整しました。

　なお今回のキャンプの気候、一昨日のふもとっぱらは最高26℃最低16℃という秋らしい予報なうえに高原なので夜は寒いくらいでしたけど、今日は余裕で30℃を超えてたしとにかく日差しがキツかった。日陰にさえ入れば風は涼しいんですけどね。

　キャンプベアードと言えば恒例のビールの樽買い。今年も 大人９人で２樽30Lを飲み干しましたよ。運転手は翌朝飲めないのが悔しいので何リットルかはボトルにもらって帰ってる分もありますけど、この他にもさらにタップルームで何杯か飲んだり各自ワインや日本酒も持って来てるので、皆よく飲むもんです。

　今年はみんな大好きベアード定番の 帝国IPA と、暑そうだったのでアルコール低めでグビグビ飲みやすい パブリックハウスビター にしましたけどまさに今日の気候にうってつけでした。好みが分かれるビールはタップルームで飲めばいいですからね。

　かくいう僕も運転手なので翌朝少しお持ち帰りしましたけど、僕も グラウラーは持ってるんですが あれって長時間保管するとぬるくゆるくなる一方で冷やし直す事もできないんですよね。なのでいっそ保温なしのボトルが欲しくなってたのですが、何気にうちには最高のボトルがある事に気付きましたよ。なぜ今まで気づかなかったのか。

　実際に今回、家までクーラーボックスに入れて持って帰ったあと一晩冷蔵庫で冷やして、せっかくなので炭酸も少し注入（やりすぎるとなんか味が変わる）したら美味しく楽しめました。素晴らしい！。保冷グラウラーはキャンプ場に行く道すがらのお店でビールを詰めてもらう用途に使うのがよさそうですね。

　本日のキャンプ飯。秋だし今年はサンマ安いらしいので皆サンマを炭火で焼きたい機運が高まってましたけど、サンマは伊豆で獲れる訳じゃないのでせっかくならここならではの地魚も食べたいですよね。

　僕は熱川からベアードに行く時は河津の方から回り込んでいくので 道すがらの稲取の漁港の直売所 にいつも寄るのですが、今年も直売所ならではのちんまいアジの干物や、なんと 小さめのサンマの丸干しが７尾￥560 で売ってたのでこんなん買ってまうやろと。直火で焼いてすだちを絞ってまあうまい。

　あと去年に続いて 焚き火らしいワイルドな炎上塊肉 を模索してたんですが、まあやっぱ削ぎ落しても露骨な焦げ味はしんどいのでホイルなりで焼いた方が美味しいよねと思います。次からは普通に焼こう。

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　てことでビールの宴の夜は明けて、３泊４日の小旅行も今日でおしまいです。他の人は日曜に余裕をもって片付けと休憩したいので皆でのキャンプは金土の日程になる事が多いのですが、僕はそういう都合はないとはいえ 土日は何するにも高いし混んでて出歩きたくもないので さっさと逃げ帰りますよ。

　それにしても毎年気になってた、キャンプベアードの隣にある廃ホテル？が改修されてたのは驚きましたね。もう廃墟というか窓や壁からも風雨が何年も吹き込んでたので（去年の様子）、あの状態から修繕するとは思わなかった。ベアードの関連施設なのか、それとも全く関係ない施設なのか、来年どうなってるか楽しみ。

　帰り道もやっぱりケチって伊東方面へ山越えしたあとずっと海沿いにのんびり下道を帰るのですけど、そういや途中にダムがあったなと寄ってみる事に。奥野ダムでございます。

　ロックフィルはあまりモエないのですけどかなりの大きさですね、帰ってから調べてみたら周囲の公園がやたら広大で奥の方に資料館があったり、下から見た構図もカッコよさそうなのでまたいつか寄ってみますか。

　あとは適当に道の駅とか寄りつつ帰りましたけど、そういやそうだ！、毎年ベアードの後に寄ってたひなびた温泉、湯治場ほたる がとうとう閉業しちゃったんですよ！。あそこいつも空いてて広くてよかったんだけどなぁ。

　なので今年は他の皆が恒例で行ってるベアードの近くの 湯の国会館 に久々に一緒に行きましたけど、あそこも川を眺められていいんですけどね。せっかく修善寺温泉街も近いのだから他の日帰り入浴も探してみたい。来年はもうちょい探してみよう。