新居には購入時点で3LDKの2部屋にエアコンが残されてたのですが、古い家なのでエアコン専用のコンセントなんてなくて、普通のコンセントから無理やり延長コードで繋がれていました。
100Vのエアコンなのでそれ自体は別にいいんですけど、そもそも我が家はコンセントが極端に少なくて他の家電とタコ足にするしかないので、20Aのブレーカーが落ちる以前に15Aのコンセントが過熱しそうで怖かったんですよ。
そして今後エアコンが壊れたりした際にも、今時の電気屋さんは専用コンセントがないと設置してくれないので遅かれ早かれ作るしかありません。
てことで元からもう1台エアコン設置はお願いするつもりだったので、ついでに他の部屋にも専用コンセントを作ってもらう事にしました。ちょうど電気工事士の受験中なのもあって、こんなロクに天井裏にも入れない家にどうやって増設するのか興味深々だったので、各部屋にいかにしてコンセントがついたのかレポートでも。
案件1:2階LDKエアコン(既設)
まずは冒頭の写真、LDKのエアコンから。部屋が広いぶん出力も大きめのがつけられてたので特にタコ足には気を使ってましたね。
コンセントはできれば壁につけてもらいたかったですけど、2階の天井裏は点検口はあるものの上がって動き回るのはかなり困難なので、結局天井付けになりました。
壁にコンセントを作るにはその壁の直上まで人が辿り着けないと無理と思いますが、天井コンセントの場合は設置場所に下からケーブルを差し込んで、それを点検口から長い竿でひっかけて引っ張ればいいので天井裏を移動できなくとも設置できるんですね。なるほどなぁと。
ただその場合も、かなり固い電源ケーブルを強引に引っ張ると天井が壊れるので、曲げながら差し込む人と引っ張る人の2人居ないとできませんね。天井裏に上がるのも不可能という訳ではないので、結局は今後自分で壁にコンセントなどを増やしたいなら天井が壊れるのも覚悟して突入するか、もしくはつけたい直上に大穴を開けるしかないのかな?
案件2:2階和室エアコン(既設)
このエアコンは電力は控えめなんだけど、部屋に1ヶ所しかないコンセントに仕事用PC一式と同居せざるを得ないのがおっかなかった。ここも直上の天井裏までは辿り着けないので天井に穴を開けてのコンセントになりました。
そしてコンセントとは別にもう一本謎の線が通ってますけど、この直下の1階の部屋のエアコンへのケーブルなのです。結局いろいろ足掻いてみたものの、現状ある点検口だけで1階まで新しい線を通すのは厳しかったので、1階までは屋外配線になりました。
とはいってもこのエアコンの穴から出して1階のエアコンの穴から入れてるだけで、家や部屋に新たに穴を開けた訳でもないし、もし将来的に屋内に引き直せたら痕跡なく撤去できるので、今回のところはこれでいいかなと。今はエアコンをつけてもらう事が最優先。
どちらかというと天井の穴と古風な露出コンセント(この形に落ち着くまで紆余曲折があった)がイマイチなので、電気工事士になれたら早急になんとかしたいもんです。天井板はペナペナですぐ割れるし、壁も砂壁なのでどこにつけるにしても大変ですね。
案件3:1階和室エアコン(今回増設)
旧居のエアコンは自前の物だったので、外して持ってきたのをつけてもらいました。どのエアコンも10年以上前のですけど、買い替えた方が明らかにお得ってほど古い訳でもないのが微妙なところ。ちなみに旧居から外すのは下記を参考に自分でやりました。手順は難しくないけど崖っぷちの2階から1階の室外機まで10m近い配管だったので大変でしたよ。
この部屋にはエアコンは残されてなかったものの、高窓にエアコン穴のパネルがはめられてたり痕跡はあったのでつけてもらうのは簡単でした。1階は鉄筋造なのでエアコン穴を新たにあけるのは大変だろうし、できればやりたくないですね。
なんで高窓を塞いでつけたの?と思うでしょうけど、1階は半分斜面に埋まっててこの外側は階段になってるので この高窓からも容易に侵入できるし中の様子も透けて見えるのでいっそ塞ぎたいくらいなんですよね。その一方で湿気対策に換気扇でも付けたい気もするし、いろいろ思案中。
コンセントは前述のとおり今回のところは2階からの屋外配線にしたので、外から入ってきた線をとりあえずは適当につけてもらいました。あとで改善もできるように線は余分に残してもらったし、いつか屋内に引き直せるならそうしたい。
ちなみに1階の6畳2部屋と風呂洗面所は今まで全て20Aブレーカー1回路にぶら下がってたので、以前はそこにエアコンと洗濯機も繋いでたのならしょっちゅう落ちてただろうなぁと。今回でまずはエアコンは別系統になったし、将来的には各部屋ごとに分けたいもんです。
案件4:分電盤全交換
そして今回の工事で分電盤の分岐ブレーカーが足らなくなったので、分電盤も交換になりましたよ。古い分電盤の写真を今まで1度も撮ってなかったのは不覚。
元々は6回路まで増やせる分電盤の4回路を使っていて、今回エアコンが3回路増えたので、箱の外にまで無理やり増設するか、分電盤を全交換するかの2択 だったんですけど、耐用年数を遥かに超えてる分電盤をさらに無茶拡張しても見苦しいしまたすぐ壊れそうだし、全交換は7万なのに対して無茶拡張だけでも2万ちょいかかるので、この機会に全交換しとくかと。
余裕をもって14回路、主幹60Aにしましたけど、契約は今のところ40Aですね。足りなくなったら60Aまでは工事なしで行けるそうです。これだけあれば将来的に1階やキッチンの回路を細かく分けたりもやりたい放題。
そういやブレーカーといえば「40A」とか書いてあるデカいメインスイッチがあるものと思ってましたけど、今時はその役割は外のスマートメーターがやってるので、最近の分電盤にはあのスイッチはないんですね。知りませんでした。
で、例えばうちの場合、契約40Aを超えるとスマートメーターのところでブチ切られるらしいのですけど、分電盤の主幹は60Aまで落ちない訳で、じゃあどうやって復帰するの?と思ったら10秒後くらいにスマートメーター側で自動復帰するそうな。それでもまだ40Aを超えてたらまたすぐ落ちて、何度か連続で落ちると自動復帰しなくなるので電力会社に電話せんといかんらしいです。まあ普通は初回でエアコンとか切れるので何度も落ちる事はないと思いますけど。
大工事になったもんだ
てな感じで元々はエアコン1台設置してもらいたかっただけなのに、専用コンセント増設の方が大変すぎて電気屋さん2人がかりで半日かかりましたね。欲をいえばなんとか屋内を通して欲しかったとか天井でなく壁につけてほしかったとかありますけど、標準工賃で済むように頑張ってもらえたのでありがたいです。
今後は順調にいけば9月頃には第二種電気工事士になれて、今日やってもらった工事も理屈上は全て自分でできるようにはなりますけど、入りにくい天井裏のケーブルの通し方とか、実際の工事のノウハウを間近で見られたのは嬉しかった。
最初に書いたとおりこの家はとにかくコンセントが少ないので増やしたいし、あちこちに換気扇をつけたり交換したいのでどんどん活用していきたいもんです。