2024年09月26日

ぷらこと静岡キャンプと温泉宿とまたキャンプ:2日目

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 ぷらこ(愛車) とキャンプと温泉小旅行2日目。静岡県は静岡市、興津川に面した おきつがわオートキャンプ場 で朝の散歩中です。サイトの目の前の川を渡って対岸まで来てみましたけど、改めて昨日はガラガラだったんだなぁと。ホント居心地よかった。

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 その川を渡る橋というのがね、なかなか味わい深いんですよ。
 このキャンプ場への一番の近道で、見てのとおり標識上は大抵の軽なら渡れるはずですが、我らがぷらこさんは軽でも1トン越えてるし路面が怖すぎるのでやめときました。でもキャンプ場から眺めてたらスーパーハイトワゴンもちょくちょく通ってましたね。車が通ると鉄道みたいな音が響き渡るのですぐ分かります。

 ちなみにこの橋を避けた場合もどのみち離合不可の細道を数100mくらい抜けないといけないんですけど、住民の方が結構いらっしゃるので鉢合わせそうでドキドキしますね。いいキャンプ場でしたけどあの道はちょっと億劫になります。

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 さて10時頃までのんびり朝の焚き火をしたら 近くのやませみの湯 に入って、伊豆方面へ戻っていきますよ。急いでないので今回は下道で走っていきましたが、下道とはいっても海沿いの国道1号バイパスは片側2車線だし自動車専用区間も多いのですこぶる快走ですね。

 途中にある 道の駅富士 もサービスエリアのような上下分離構造で驚きましたけど、ちょうどいい時間なのでお昼はそこで食べてしまうことに。ヒャッハー今日も桜えびまみれだぜ!

 メニューの写真ではかき揚げの卵とじ丼とかき揚げそばかと思ってたのですが、丼は天津飯だし、どちらもかき揚げではなく桜えびに衣をつけてバラバラに揚げた感じですね。ちょっと肩透かし感はあったものの、仮に両方かき揚げだったら膨満感どころでは済まなそうだし、むしろこれでよかった。

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 その後も海沿いに進みつつ、途中の 田子の浦みなと公園 に寄ってみました。河口の小高い丘に作られた広々とした公園ですけど、船やら展望台やらかなり気合が入ってますね。

 この船はロシアから日露和親条約を結びにきた ディアナ号 を模しているらしいですが、下田に寄港中に大地震が起きて津波で大破、その後西伊豆に修理に向かう途中に嵐にあおられてこの辺で沈没してしまったそうな。散々な船でしたけど沈没の際には住民総出で救助したり、代わりの船を建造する際にロシアの造船技術を学べたりで日露の友好の記念になってるらしいですよ。全然知りませんでした。
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 そして奥の展望台にも当然登りますとも。まあ今日なぜここに来たかと言えば灯台なんですけどね。防波堤にしてはなかなか大きな灯台で、どちらも陸続きなのだけれど白灯台の方は今は通路にロープ張られて立ち入り禁止。赤灯台の方は釣り人も居るので到達できそうだけど今日行くには遠回りすぎますね。また機会があれば。

 あとこの河口、あとで何川なのかと調べたら 潤井川 という知らない川だったのですが、辿って行ったら富士山の大沢崩れから始まるなかなかすごい川でした。こないだ知った富士宮の神田川 も合流してるし、まさに富士山を源とする川ですね。
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 などと寄り道しつつも伊豆半島の付け根、沼津港へ到着。沼津港は一大観光地なものの今回はほぼスルーですが、でも前から見てみたかった 沼津港大型展望水門びゅうお だけは見に来ましたよ。デカい!ゴツい!カッコいい!  沼津港の一帯は密集した市街地なので津波に備えて堤防で囲まれていますが、港の入口だけは堤防の穴なのでそこを閉める巨大水門ですね。真ん中の武骨な角材みたいのが水門で、緊急時には5分で降りてくるそうな。水門の建物は展望台にもなってますよ。
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 海側から見たびゅうお!。まあこれ以上書くこともないのですがどこから見てもカッコいい!。定期点検や台風などでたまに開閉するらしいので動くのも見てみたいですね。

 ちなみにこの港にも灯台は当然あるのでそれを見に来たという理由もあるのですが、近付けないしよくあるタイプの小型灯台だったので写真は省略。
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 びゅうおの展望台から!。ちょうど遊覧船が出ていくところでしたけど、この辺りだと海から何を見て周るんだろう?

 沼津港ももっとちゃんと観光したかったですけど、沼津にはブルワリーやビアバーも多いので電車で来て飲み歩いた方が楽しそうですね。また別の機会に。あと有名な 深海魚水族館 って小さな水族館かと思ってたらそこそこいい値段しますな。¥1800 出すならゆっくり見たい。

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 あとは明日のキャンプの買い出しをしつつ今日泊まる温泉宿へと向かいますけど、明日は残念ながら大雨予報なもので、晴れてるうちに他のメンバーの分の薪もまとめて買ってしまう事に。薪はベアードでも売ってますけど、コメリやカインズで買った方が安上がりですね。

 欲しい人を募ったら6束欲しいとのことで自分のと合わせて7束、さらに コメリに来たからにはオガライトも買い足しましたけど、今日は車中泊じゃないので居住スペース無視で積み放題とはいえヒドイ積み方だなぁ。翌日降ろしたあとの木くずの掃除が大変だったので、せめてシートぐらい敷くんだった。

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 てことで結局いろいろ寄りましたけど本日の、というかこの旅の最大のお楽しみ、温泉旅館に到着。去年に続いてまた東伊豆の熱川温泉、伊東園 熱川ハイツ でございます!  ああいつもどおり、僕好みの広縁のある旅館らしい和室なんですけど、窓の外に注目!なんと今日は露天風呂付きのお部屋なのです!
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 だったら さっそくお風呂にビールも持ち込むし、湯船に浸かったまま写真とか撮りまくりますよね!おんせんだもの!。露天風呂付きのお部屋もお風呂でお酒を飲むのも初めての体験だったのですが、あぁーこーれは楽しいなぁ。みんな高いお金を出してまで露天風呂付きのお部屋にする理由がよく分かりましたよ。

 でもですねこの熱川ハイツ、伊東園で分かる人は分かると思いますが、温泉旅館にしてはすッごい安いんですよ。露天風呂なしのお部屋なら2食飲み放題付きで ¥9000 くらいのいつもの伊東園プライスだし、この露天風呂付きのお部屋でもなんと ¥13000 で泊まれてしまうという!

 そもそも仮に空いてたとしても、普通はこんな面倒そうな部屋に一人客を一人分の料金でなんて泊めさせてくれないので、おひとり様がお手頃価格で露天風呂部屋に泊まれるというだけでも大喜び。ホント伊東園はありがたいですね。
 熱川温泉には去年も泊まったし 今年は他の場所にしようと探してたけど、こんなステキ体験を見つけてスルーなんてできなかったよ。というかもう伊豆に来るたび毎度泊まりに来たい!
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 しっかしこの露天風呂、お部屋の紹介写真 では壺風呂の部屋とこの四角い浴槽の部屋の写真が両方載ってて、狭い方の部屋だしたぶん壺風呂だよねとは思ってたのですが、まさかこの広い浴槽とは思いませんでした。2人でも足を伸ばして入れる大きさだしビールも置けるし、縁に座って壁によりかかって身体を冷ましながら景色を眺めるのがとてもいい。

 上のビールの写真の向こうにうっすら水平線が見えてますけど、オーシャンビューなうえに熱川の街も見渡せますからねこのお風呂。今回は薄曇りでしたが晴れたらホント最高だろうなと。もう寝る時以外はほとんど風呂で全裸で過ごしてたし、翌朝もチェックアウトの11時ギリギリまで浸かってました。

 なお、このお湯は止められないので夜通しジョロジョロ鳴ってるのはちょっと難点なんですけど、朝の10時頃には自動的に止まったんで、その後は波音だけが響く中で静かに浸かれてよかったですね。お湯は止められないにしてもも少し静かに注いでくれると嬉しいんだけど、お隣の会話とかを聞こえにくくする意図もあるのかな?
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 さて温泉旅館といえばお食事もお楽しみですが、まあここは伊東園なのでいつもどおりの伊東園バイキングですよ。あのお値段でこれ以上の何を求めるというのか。串天だらけなのは串天フェア中だったからです。伊豆とか関係なく全店共通です。

 前回に続いて、今回もせっかく伊豆なんだしとキンメ付きのプランにしましたけど、追加料理の客は景色のいい席に案内されたりちょっとだけ優遇してもらえるのがいいですね。あと 熱川ハイツは飲み放題コーナーに地酒が置かれてるのが嬉しかった!
 前回のウオミサキは日本酒はパック酒の熱燗マシーンだけだったので、あれはさすがにションボリしますよ。別料金でいいから何かしら地酒は置いて欲しいなぁ。

posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 旅行記
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