6がつ19にち(水) 晴れ
朝から順を追っていきましょう。ふもとっぱらは朝イチから入場できるキャンプ場なので、せっかく行くならできるだけ早く着いて思う存分焚き火欲を満たしたいですけど、場内の食堂が水曜定休な事に予約してから気付いたんですよ。なので早めの昼食をどこかで食べてからお昼前くらいに入場するつもりで朝霧高原に向かいましたが、予想より早めに着いちゃったのでちょっと寄り道。山宮浅間神社へ。 そらもう富士山の麓ですからどこもかしこも 浅間神社 だらけですけど、この神社は本当に 富士山そのものに対して拝む神社で、本殿に当たる建物がない ってのは面白いですね。拝殿はあるのですけど入口の門だと勘違いしちゃってて、手も合わせずにその先の富士山が見える所までズカズカ入って行っちゃったのは申し訳なかったです。続いて早めのお昼、朝霧高原の一帯にはたくさんある観光牧場のひとつ、COW RESORT IDEBOK に来てみました。景色が爽やかすぎる!
他の観光牧場はほとんど11時オープンですが、ここは10時からお昼を食べられるのがいいですね。しかも場内のチーズ工場でいろんなチーズを作ってるのでピザがすっごい美味しそう。でもお酒が飲めないのにピザは拷問過ぎるし今は小腹を満たす程度でいいので今日はピザトースト にしておきました。そして3種類選べる中で最高ランクの牛乳!。どっちもすっごい美味い!
このトーストのパンも ここで焼いてる名物のパンで、飯盒で焼いてる そうですよ。食べてみたいけど1斤買うのは多いなと思ってたらピザトーストで食べられて嬉しかった。ふわっふわだけど焼いた部分はサクサクでピザトーストにピッタリでした。
ピザもお酒飲めるのなら食べたいよなぁと思ってましたけど、この牧場、焚き火も可の車中泊サイトがあって 思ったよりは安いし(¥4000〜)富士山も見えるので、だったらここに泊まればいいじゃない!。焚き火をしつつ腹が減ったらできたてのピザを買ってきて1日飲んだくれる とか最高過ぎるでしょ!。よし次回はそのプランで。
てことで小腹を満たしたら 道の駅あさぎり高原 で買い出しもして、予定通りお昼前にはふもとっぱらに入場。冒頭の最高の富士山ビューを確保できました。ふもとっぱらって泊まった翌朝には大抵富士山が見えるんですけど着いた当日は雲で見えない事が多いんですよね。到着時点からこんなちゃんと富士山見えたの初めてかも。
写真は本日の地ビール。ふもとっぱらのオリジナルビール と今回初めて買った フジヤマハンターズビール を2本ですね。お米とか入れるのはあまり好きじゃないなぁと思いつつも飲んでみたら結構好きなガツンと苦いIPAでした。あとふもとっぱらのIPLは設営でひと汗かいた後に飲むには本当いいビールだなぁと。
本日のキャンプ飯ー。メインは やきとり8本 と 静岡ハンバーグ(どちらもふるさと納税)ですけど、今日は主にワインでダラダラ過ごすつもりだったのでさっきのいでぼくでチーズも買ってきましたよ。どちらも普通売ってる同種のチーズよりはちょっと固めの食感で、でもすっごいミルク感があってワインが幸せでした。
前日買い出しをした際に半額になってた 謎の野菜チコリ がどんな味か楽しみだったのですが、白菜のようなレタスのような、でも苦みがかなり効いてます。半分は塩焼きで半分はスープに入れてみましたけど、スープの後味が露骨に苦くなるほどなのでちょっとすごいなと。
あとハンバーグの野菜に芽キャベツが入ってますけど、これ最近冷凍で売ってるのを見つけたんですよ。芽キャベツ好きなので年中食べられるのは嬉しい。このハンバーグは焼くと脂の海になるので焼き野菜にするのが好きですね。むしろ野菜の方が主役といってもいい。
お昼頃から飲み始めて夜中まで、富士山と向かい合ったまま一人でまあーダラダラと飲んだくれてましたけど、今回は夕方も晴れてたので北斎みたいな富士山が見られました。ふもとっぱらは西に山がそびえてるのでかなり早い段階で日陰になって急に肌寒くなりますけど、むしろこの季節でも焚き火の温かさも楽しめてよかったですね。
結局上記のビール3本に加えてワイン1本全部飲み干しやがったので 夜中はちょっとしんどかったですけど、水やお湯もずっと飲んでたおかげで朝までは残らず助かりました。去年あたりから お湯を溜める専用の保温ボトル を用意して常にお湯を沸かしては溜めとくようにしてるのですが、水をガブガブ飲むより身体も冷えないし内臓にも優しい気がするのでいいですね。
6がつ20にち(木) くもり時々晴
今日もまずまずの天気。10時くらいまでは朝の焚き火を堪能したら まずはひとっ風呂浴びて、富士宮の浅間大社 にやってきました。僕はふもとっぱらに行く時はいつも裾野ICから富士山の麓沿いの道路を通るので、何気に富士宮の市街って一度も来た事がなかったんですよ。大鳥居から富士山が覗けるのがいいですね。有名な神社なので観光バスで続々と人がやってきますよ。 大社の隣に庭園と池があるなと思ったら富士山の湧水がここから湧いてるらしく、神田川 という川の起点になってるのは驚きました。というか川の起点の標識なんてものがあったんですね。普通は山奥の沢みたなところに立ってるんでしょうけど、起点からいきなりこんな街中で豪快な流れの川もめずらしいんじゃないかと。すっごい水量。門前にはお土産屋さんやメシ屋さんが並んでるので、お昼は富士宮やきそばにしてみました。この近辺だけでもやきそばのお店が5〜6軒はありますけど、ブランド豚が美味しそうだったので FUJIBOKU さんへ。すぐ隣の 富士宮やきそばの基準みたいな店 とすごい迷った。 富士宮やきそばは具にラードを絞った後の肉かすを入れるのが特徴らしいですが、ここのはその肉かすもラードも全部ブランド豚なのでそりゃ美味いだろうと。富士宮やきそばはSAとかで食べた事はあるけどお店で食べるのは初めてかな。歯ごたえのある麺がいいですよね。
あと全くマークしてなかったのですが、すぐ近くに富士山の資料館があったので行ってみる事に。世界遺産になった記念にできたようですが、お金かかってるなぁー。 この逆さ富士はただの飾りじゃなくて、中をらせん状に登っていく作りになってます。登りながら富士登山中の景色の映像をパノラマで眺められるので、ちょっとだけ富士山を登ったような気分にもなれますね。この形で建物を作るだけでも大変そうなのに木組みの格子までつけた凝りようがすごい。
などなど富士宮で予想外に楽しめましたけど、実は今日のメインは熱海の温泉なんですよ。年始にも来たばかりですけど 熱海の雰囲気が好きなんですよね。またニューアカオに行くでもよかったのですが、せっかくなので別のホテルも開拓、今回はウオミサキホテルへ。やたら安くて有名な伊東園ホテルズですよ。
外見からしてなんとも味わい深い昭和の雰囲気ですが、部屋も懐かしさが漂ってていいですね。オーシャンビューというか熱海の街を見渡せる向きなので僕としては最高の景観なんですけど、なんで部屋の窓側がこんな狭いのかなと思ったら窓側にお風呂があって笑いましたよ。このお風呂といい、なんか旅館の1部屋にしては変わった間取りだったので、元々はリゾートマンションか何かだったのかな?とかちょっと思いました。
まだ夕食までは時間があるので熱海散策。もう16時近くだったので 軽く地ビールを飲みにいって あとは少し散歩した程度ですけど、やっぱゴチャっとした坂の街並みといい海沿いのリゾートな雰囲気といい、好きですね熱海。前に一度行動に移しかけましたけど 何気にまだ熱海暮らしも諦めてないですからね。これだ!という物件さえあれば動きますよ。
さあ楽しい夕食。どこに行ってもご当地感とか皆無のバイキング!これでこそ伊東園!。9000円そこらで2食に飲み放題まで付いてるんだから過大な期待をする方が間違いです。むしろこの意識の低さをとことん楽しんで飲んで食べましょう。ちなみに今は中華料理フェス中でしたよ。熱海全く関係なし!
といいつつ今回は 数百円くらいで追加料理一品付きのプランにできたのでキンメをプラス したところ、追加料理付きの客は自動的に景色のいい予約席に案内されたのは嬉しかったですね。熱海の夜景を眺めながら時間いっぱい楽しみました。
部屋からの熱海の夜景はこんな感じ!。食後は部屋を真っ暗にして(重要)窓際にソファを並べて晩酌してましたけど、まさにこういうのでいいんだよ!という充足感。楽しいなぁ。 ちなみに 屋上露天風呂 からも壺風呂につかったままこの景色を眺められて素晴らしかったですね。一晩で何度入ったことか。 反対側を見れば 後楽園ホテル。椰子の木が派手すぎで笑いました。立派だしいいホテルなんでしょうけど別にああいうのに泊まりたいとは思わんのですよなぁ。ニューアカオとか今日のウオミサキみたいなちょっと懐かしい雰囲気で、でも風呂と景色がいいホテルが好き。ここもまた泊まりに来たいな。ここからなら飲み屋街にもすぐ行けると分かったので、次からは夕食なしで街に飲みに行こう。
6がつ21にち(金) 大雨
昨日まではなんとか晴れてましたけど今日は朝から大雨。まあ予報通りだし仕方ない。チェックアウトは11時なのでギリギリまで風呂に入り浸ったりマンガ読んだり堪能しましたよ。寒くはないので 壺風呂で雨に打たれながら熱海の街を眺めてダラダラする のが心地よかった。あとはもう雨は弱まる気配もないので今日は観光とかは諦めて、根府川のあたりでお昼だけ食べて帰りましたね。海鮮のお店はたくさん並んでるけど 干物を自分で焼ける干物屋さん が楽しそうだったので行ってみる事に。アジとキンメの干物で定食にしたらアジが美味かったなぁ。