2024年04月22日

ぷらこと九州がてら中国地方:1日目

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 コロナ禍以来、車での長旅も長らくしてませんでしたけど、またちょっくら飲み会に参加するため、久々に九州までドライブしてきます!。去年 ぷらこさん(愛車) に乗りかえて以来、初の九州ドライブ、かつ初の車中泊だらけの長旅でもあります。

 で、目的地は九州、福岡なのだけれど、九州は今までの旅で概ねあちこち巡っちゃってるので、今回の旅は、九州よりも行き帰りの中国地方の観光をメインで組み立ててみました
 昨日の夜に横須賀を出発して本日は姫路から観光開始。今日から4日かけて山陽の有名観光地を巡っていきますよ!

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 てことでやって来ました姫路城です。昔からずっと来てみたかったんだ。  いままでもいろんなお城の街に行きましたけど、姫路城の前ってまるで街を全部作り直したかのように道路も土地も広々で整然としてる のは驚きましたね。城下町なら昔からのお屋敷やお寺とかも多いだろうに、よくここまで整理できたなあ。
 気になって 昔の航空写真を見てみたところ、やっぱ姫路城の南側のこの大手門近辺はここ数十年でごっそり作り変えたみたいですね。

 飲食店やお土産屋さんもあちこち無秩序には建てられないようにしてるのか、一か所だけに統一感ある建物で集中させたり、やることが徹底してるなと。

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 いざ城内へ。天守閣の前に西の丸の方に行ってみたのだけど、中に入れる櫓があったので入ってみたら城壁に沿って建てられたすっごい長い建物でしたよ。その名も百間廊下!

 もちろん城の外周を守る砦でもあり、倉庫や生活の場でもあったらしく、中にいろいろ展示されてて興味深い。端から端まで通り抜けられるとは思ってなかったので、もうすでに城を見学し終えたかのような満足感。

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 そして天守閣。現存天守は今まであちこち見てきましたけど、今まで見た事ないくらい各フロアが広い!そして天井が高い!。姫路城って現存天守では最大級だったんですね。

 あと今までのお城では気にしてませんでしたが、姫路城って中心に2本、太い柱が通ってるんですよ。お城の構造って大黒柱みたいな太い柱はなくて多くの柱を組み合わせて支える作りだと思ってたので驚いた。
 調べたところ時代ごとに流行りもあってどちらの作りのお城もあるものの、姫路城の心柱は特に立派で有名らしいです。大改修の際に交換されたかつての心柱も展示されてたけど、こんな大木よく見つけてよくここまで持ってきたなぁと。実際交換の際は大変だったそうな。  そういや今まで現存天守はいくつ見てきたか改めて数えてみたところ、現存12城のうち、見たのが8つ、中まで入ったのは7つ でしたよ。まだ見てないのは彦根、備中松山、丸亀、宇和島城。見たけど入りそびれたのは高知城。
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 姫路城を堪能したら 隣の庭園、好古園 へ。すごく見たかったという訳でもないですが、時間に余裕もあったし、お城とのセット券ならお得だったので行きますとも。
 本当に隅々まで整備された日本庭園で、いろんな形の庭園を見られたのがよかった。竹が主役の庭園とか初めて見たよ。

 それと後で気付いたけど、ここのレストラン ってメニューもいい感じだし思ったより安いですね。ここで食べればよかった。庭園の中だしてっきり懐石のお高い店かと思ってました。

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 などなど、姫路城や周辺も思ったよりゆっくり巡れて満足しましたが、次の目的地もまたお城!、太陽公園でございます!  姫路にこんな面白スポットがあるなんて今回調べるまで全く知りませんでしたよ。車で向かってたら遠くの丘の上にお城が見えてきて、あまりの存在感と違和感に噴き出しましたね。分かって見に行ってもなお、大きさと建物からにじみ出る本気度がおかしい
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 近くで見るとこう!。近くで見れば石積みでもなく露骨にコンクリートだったりもしますけど、それにしたって窓周りとかの作り込みがいちいちすごい。

 元ネタのノイシュバンシュタイン城 の 2/3 サイズらしいですが、ミニチュアという訳じゃなくドアや階段は人間サイズで城の規模を 2/3 に再構築した感じなので、実際に門をくぐったり階段を登ったりできるのがいいですね。確かにコスプレ撮影とかには最高そうだ。
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 中はどうなってるかというと、謁見の間とか武器屋とか魔法陣とかトリックアートとか、友達と来て写真撮りまくったらそりゃもう楽しいでしょうけど、おっさん一人だと寂しいですね。

 謁見の間はもうちょいリアル志向にして欲しかった気もしますけど、他に人も居なかったしせっかくなので座りましたよ。座るでしょそりゃ。近づいたら座面がちょっと破けてて、急に庶民気分に引き戻されて笑た。

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 太陽公園にはこの巨大な城のほかにも、世界中の有名建造物のレプリカを並べた「石のエリア」があるのですが、それがまたいちいち大きさと気合の入り方がおかしいんですよ。作ってる方の情熱がいったいどこから来てるのか底知れなくてちょっと怖さも感じます。

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 特に 兵馬俑 のレプリカとかね?。一応保護のためか建物内に置かれてるんですけど、入るなり心底ゾッとしましたよ。これがなんでか3セットありますからね?。ちゃんと本家に忠実に、それぞれ顔とか違いますからね?
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 そしてそのうち1セットは、兵馬俑が発掘された当時を再現してまんべんなく壊されてるのがまたなんとも怖い。本当なぜここまでやろうと思ったのか全く分からないけど心底すごい。

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 それと最後に丘の上にあるお寺(のレプリカ)まで登っていって、ふと振り返ったら坊主頭が並んでた時も変な声が出そうになりましたね。五百羅漢だそうです。本当すごい情熱。

 結局3時間くらい居て園内はほぼ一回りしたと思いますけど、アップダウンもあるし初日から結構な距離を歩きましたよ。そして雨で湿った万里の長城はとても怖いという事を実体験できました。階段じゃなく苔むした石畳の坂なんだもん。


 てなところで、ここまで楽しんでやっと日没。あとは道の駅で風呂入って寝ます。
 西日本だし夏至も近いし、18時でもまだまだ明るいので1日がとても長く使えて素晴らしいですね。こんなペースで10日間体力が持つのか不安になりますが、頑張っていきましょう。

メシログ 4/22(月)

※4/21(日) は夕食後の出発なので食事なし
朝食: 新東名:浜松SA下り 浜松餃子 (¥450) と天神屋の静岡おでん3本 (¥480)
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 静岡のSAといったら 天神屋 のおでん!。もう何度も食べてるので家に帰ってきたかのような安心感。他にも浜松らしいものないかな?と思ったけど、朝やってるのは餃子だけでしたね。名物ではあるんだけど餃子は餃子だよなあと。
軽食: 伊勢湾岸道:刈谷PA下り みそ串カツ (¥220)
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 西三河で食べる、いつもの味。12年前に初めて九州までドライブをして以来、伊勢湾岸道を通る際には刈谷PAでこれを食うのが恒例行事となってます。別にここのがすごい美味しいとかでもなくて、ただのゲン担ぎですね。一緒に 静岡名物の変なサイダー を買う事も多いけど、今回は買わなかったな。
昼食: たまごや 寅巻き玉子の穴子めし (¥1980)
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 渋滞もなくお昼前には姫路に着きそうだったので、お昼は高速ではなく姫路で食べることに。姫路城の前には分かりやすくお土産屋と観光客向けの飲食店が固まってるので、その中から気になるお店を選んでみました。
 この辺は穴子も名物らしいので欲張りメニューにしてみたのだけど、たぶんこれ本来は弁当で売る用に作り置きしてるのを温めなおしたような感じだったので、値段にしてはちょっと残念感。素直にここの名物の卵かけごはんにしておけばよかった。
軽食: 姫路の宝蔵 千姫さまの姫ぽてと (¥248)
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 菓子の紹介はこちら。小腹が減ったので軽食か銘菓を探してたところ、目が止まったので買ってみた。味はまあスイートポテトなんですが、思ったより濃厚で美味しかったし、1つ1つカゴに入ってるのがなんかすごい。
夕食: 道の駅 あいおい白龍城 和ダイニングまねき 春のえきそば御膳とノンアルビール (¥1936)
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 道の駅の食堂って普通は17時くらいで閉まるんだけど、ここは20時までご当地メニューが食べられてとてもありがたい。
 注文の際、 えきそば がどんな物かは知らなくて、他の定食のそばは冷/温選べるので冷たいのにできるか聞いたところ 「温かいのだけです。えきそばなので」 と返されて謎がさらに深まったのはいい思い出です。姫路駅の名物だったんですね。というかそばでもないのか。

旅のきろく 4/21(日) 雨

走行距離: 249.8km (計249.8km)
  • 高速: 横横:横須賀 〜 狩場 ¥630 (通常)
宿泊: 新東名:浜松SA下り (車中泊)
朝食可、コンビニ24時間営業。
洋式トイレあり、シャワートイレあり。
 新東名らしい、なんでも揃ったキレイなSA。コンビニと一部の飲食店は24時間なので夜食や朝食も可能。小型車エリアには大型トラックは入ってこれない構造なので、よほど隣人運が悪くない限りは静かに快適に寝られる。コインシャワーもあるけど使った事はない。

旅のきろく 4/22(月) くもり

走行距離: 374.6km (計624.4km)
  • 給油: 189 x 28.00L (名神:草津PA下り)
  • 高速: 東名:横浜町田 〜 播但道:花田 ¥6870 (深夜割引:通常¥9790)
    (経由:東名、新東名、伊勢湾岸道、東名阪、新名神、名神、中国道、山陽道、播但道)
  • 駐車: 姫路城大手門駐車場 ¥900 (3.5時間)
入浴: ペーロン温泉(道の駅あいおい内) ¥750
露天あり、ロッカー無料、シャンプーあり、ドライヤーあり。
 道の駅に併設の温泉施設。施設は古いけど浴室はキレイだし充分快適。露天風呂からは裏手の海も眺められてるけど、翌朝に外を散歩してたら建物の2階から露天風呂部分だけ露骨に突き出ててちょっと笑た。こだわりで作ったんだろうなぁ。
宿泊: 道の駅 あいおい 白龍城 (車中泊)
隣にマックと24時間営業スーパーあり。
洋式トイレあり、シャワートイレはなかったような?(うろ覚え)。
 温泉施設と、道の駅にしては遅くまでやってるレストランを擁するありがたい道の駅。しかも隣に24時間のマックスバリュと6時開店のマックまで。最強かよ。
 駐車場は小型車用のみで大型トラックは入ってこられないけど、道路沿いで交通量もそこそこあるので神経質な人だと寝にくいかも?。僕は海側に停めたけど、思ってたよりは道路の音は気にならなかった。
 建物が中国っぽい理由や白龍(ペーロン)がいったい何なのか謎だったけど、中国から伝わった手漕ぎ船で、すぐ裏手の湾で毎年レースやお祭りをするんだそうな。
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 旅行記
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