2024年01月23日

ぷらこと伊豆キャン 2日目

20240123a.JPG
 西伊豆、伊豆キャンファームキャンプ場 で優雅に朝食準備中のひこざです。昨日から ぷらこさん(愛車)自由の民に戻れた記念のリフレッシュ旅行中 です。予報通り今朝は気持ちよく晴れたのでこのキャンプ場の自慢、駿河湾と富士山の雄大な眺めを堪能できました。

 今はまだ風も穏やかだし今朝も気温10℃近くはありましたけど、今夜あたりから寒波で強烈に寒くなるし風も強くなる予報。今いる西伊豆はその風をモロに受けるので、今日は風の影響を受けにくいキャンプ場に向けて移動していきますよ。

20240123b.JPG
 まずは風呂と昼メシ。キャンプの朝はいつも10時くらいまではのんびりするので、出発してお風呂に入ればすぐ昼メシ時になります。今朝は 戸田(へだ)の道の駅の温泉 にしたので、食事も戸田の漁港で食べてしまいましょう。

 戸田の漁港はタカアシガニが有名らしく、どこのお店もタカアシガニを全力推しですが、食べたら普通に1万越えますしそもそもカニに情熱がない人なので、これまたこの漁港の推し、深海魚の料理 を食べてみたいですね。

 あらかじめ調べて メニューが楽しそうな丸吉食堂さん にしましたけど、まあやっぱり座るなりカニやいいお魚を喜々として薦められるので、一番安い部類の深海魚天丼を頼んだらおばさん急にテンション下がっちゃってなんかごめんなさい。でも美味しかった。写真だとメギス天しか見えないけどトロボッチは中に埋まってて2重天丼になってますよ。そしてコロッケはこれでもかというすっごいカニ味。

20240123c.JPG
 今日の目的地は沼津方面なので昨日の道を戻るのが最短ルートですけど それはつまらんし西海岸沿いのルートも前に通ったことがあるので、今回は戸田から山を越えていくルートで。毎度の事ですが伊豆の峠道は傾斜がすごい。途中にだるま山展望台 があったので寄ってみましたけど、見通しよくて絶景でしたね。風ビュービュー吹いてクッソ寒いですけどね。

20240123d1.JPG
 そして唐突にいつもの僕らしいマニアック名所、狩野川放水路 を見学でございます。
 狩野川は伊豆半島の中央の山地を縦断するように流れる川なので、山々に降った大雨が流れこんで昔は平野部でたびたび氾濫していたそうですが、だったら平野の手前で海に向けてバイパスを掘って流してしまえ!というプロジェクトですね。約 3km にも渡る広くて強固な水路が築かれてるし、途中の2つの丘はトンネルで通すのだけど、その3穴トンネルの威圧感がすごい!  むかし小学校の社会見学で 地元の同じような水路トンネルを見に行って それがすっごい心に残った(※水路自体よりもヒドイ伝承が)おかげで、こういう水路トンネルはなんか怖いけどとても心惹かれるのですが、ここまで壮大なのは初めてですね。よく作ったなぁこんなの。ちょうど清掃か何か作業中でしたけど トラックの大きさを御覧なさいな!
20240123d2.JPG
 狩野川から水路への入口をパノラマで!。危険な水位にならない限りは堰き止めてるのでまるでダムですね。不謹慎ではあるけど実際にフル稼働してるのを見てみたい。映像とかないものかな。管理事務所に資料館もあるらしい ので行ってみたかったけど残念ながらお休みの日でした。

20240123e1.JPG>
 てところで本日のキャンプ場、裾野市の キャンプ場フィール へ到着。
 もう日が暮れそうな写真ですけど15時前には着いてたんですよ?。でもなんでこんな日が暮れかかってるかというと、
20240123e2.JPG
 なんと今日はこの広大なキャンプ場を独り占めだったから!
 写真じゃ伝わらないけど本当に広大ですからねここ。冬の平日だし空いてて快適だろうなとは思ってたけどまさか一人とは思わんかった。

 でですね。独り占めだしサイト指定の予約でもないので本当にどこに陣取ってもいいのですが、今日はなかなか悩ましいのですよ。
 このキャンプ場、見てのとおり斜面にひな壇状になっていて、多少混んでても見晴らしよく過ごせる場所が多いのが売りなのですが、困ったことに今日の予報だとまさにその見晴らしいい方角から風が吹き込んできます。しかも明日までずっと。 ほぼ全サイトそっち向きなので、見晴らしに背を向けない限り風からは逃れられません。

 もしそこそこ混んでるなら妥協して居心地重視の風のない場所を選ぶかもしれませんが、一番見晴らしいいところが空いてるのに隅っこに壁向いて設営するのはなんかシャクですよね?。かくして少しでも風を受けにくそうな場所を探したり、テントの向きを工夫したりでどんどん時間を食ってこんなトワイライト設営になりました。冬の旅はやっぱ1日が短いなぁ。

 結局ここまで時間食ったうえに妥協しても悔しいだけなので、風と共に生きる覚悟で一番見晴らしのいい場所を陣取って、テントは風に対して直角、焚き火は風防で防御、という布陣 になりましたけど、まあ寒波の予報は伊達じゃなくて夜更けにつれてどんどん苦行感が増してきたので、焚き火は早めに畳んで車に撤収しましたね。ずっと同じ向きの風だけならまだしも、反対側も開けてるのでたまに逆から吹くのがしんどい。

 でもまだ21時くらいだったので、酔い覚ましも兼ねて たったひとりの真夜中のキャンプ場散歩 を始めましたよ。歩いてる分には風も気にならないし月がすごい明るいし、管理人さんも帰ってるので本当一人だけの世界を楽しめましたね。キャンプ場の一番下の川沿いのサイトは風もないし居心地よさそうだったなぁ。

posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 旅行記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。