2023年10月18日

ぷらこと秋の山梨ソロキャンプ

20231016a.JPG
 まあ一番のハイライトは昨日の週報で書いちゃったのですが、せっかくの ぷらこ(愛車) 旅なのでまとめておきますか。山梨の奥の方まで2泊ソロキャンプに来ましたよー。

 そりゃあこんな気持ちいい景色がどこまでも広がってたら スーパーカブ で走りたくもなりますよね。聖地ですからね。北杜市が舞台なのは知ってましたけど、帰ってから改めて調べてみたら実は例の交差点を何度も通り抜けてたり聖地でガソリン入れたり聖地のコメ↑リで薪を買ったり、図らずもよくばり聖地巡礼しちゃってましたよ。

1日目:10がつ16にち(月)

 キャンプ旅の時はキャンプが主目的なので、あまりあちこち観光とかはせずチェックイン開始時刻に最速で着くように動くのですが、今回も当然その方針。養鶏場で本気のTKG を食べたり 道の駅 でキノコと酒を買ったりしましたけど13時台には到着しましたよ。
20231016c.JPG
 今日のキャンプ場の売りは 温泉施設が併設で、なんと入浴料を一度払えば翌日まで何度でも入り放題 なんですよ。温泉併設のところはあっても入り放題はあまりないので嬉しいですね。
 写真の左がその温泉ですが、スーパー銭湯的な立派な施設で、風呂あがりに生ビールやゴハンも食べられますよ。露天風呂が広いし開放感に溢れてて最高でしたけど、源泉そのままの湯舟はちょっと成分が強烈すぎて、傷とか虫刺されとかしみて大変でしたね。

 あと写真右手の山がすっごい存在感でしたけど、最初に見た時は東向きと勘違いしてたので瑞牆山(※前に近くまで行った)かなとか思ってたら北向きにある 八ヶ岳 でした。長野の方から南北に連なる山脈ですが、この角度からだとまるで独立峰のように見えて印象的でしたね。

20231016b.JPG
 本日の陣地!。どちらかというとファミリー向けの、休日には大層賑やかそうなキャンプ場ですけど、平日なので今日は4組だけで静かですよ。今日は温泉入り放題が主目的なので、サイトについては特にこだわりもなく、景色もない林間サイトですね。

 サイトは好きに選べる訳でもなくて指示されましたが、この後どれだけ人が来るか分からないし、どっち隣に入られても視界に入らない方角にテントを向けたのだけど、その結果トイレに行く全員と目が合う向きだったのは不覚でしたね。ちょうどこの写真がトイレに行く皆様の視線となります。まあ気付くのが遅かったしもう酔ってるので気にしなーい。

 あと今回はもう朝晩や風が寒かろうとタープではなく風防になるテントにしましたけど、屋根を張るためのポールを忘れたので今回は屋根なしですよ。雨はまず降らない予報だったけどちょっと落ち着かない。ちなみに今回もいつも通り、テントは張りますけど寝る時は車で寝ます。

20231016d.JPG
 本日のキャンプ飯!。目新しい物もなかったのであまり撮ってなかったですけど、道の駅で スティックブロッコリー とやらが売ってたので買ってみましたよ。見た感じ茎は固そうに見えますけど、思ったよりは柔らかくて、でもやっぱ食べるたび歯に挟まる程度にはすごく、繊維です。
 あとビールはあまりよく見ず好みで買ったのですが、地元じゃなくだいぶ離れた小菅村のでしたね。予想通り好きな味でした。

2日目:10がつ17にち(火)

20231017b.JPG
 今日も快晴!。キャンプ場から見渡す南アルプスですよ。空が青いなぁ。
 芝も山も緑がまぶしいし、広いのにホント隅々まで整備された公園だなぁと。
20231017c.JPG
 朝食後に公園をひとまわり散歩していたらダムも発見しました。砂防ダムでしょうけどこんなきれいに水が落ちるよう作られててこだわりを感じます。横に魚道みたいのがあるなとおもったら滑り台らしく、夏場は水遊びするプールなんですねここ。

20231017d.JPG
 さて朝も焚き火した後は10時オープンの温泉(翌日も入り放題)にさっそく入って、サッパリしてから出発です。キャンプ場のすぐ近くにワイナリーがあったので寄ってみましたよ。  工場を軽く見学させてもらえて嬉しいし、ちょうど葡萄がなってる季節だったので、そういやワイン用の葡萄をマジマジと見たのも初めてかも。もちろん家で飲むため1本買いましたとも。できればいろいろ試飲してみたかったけど運転手なんだよなぁ。

20231017e.JPG
 あとは次のキャンプ場に向けて甲州街道を南下していきます。天気も気候も本当過ごしやすいし、窓全開でのんびりドライブが最高に気持ちよかったなぁ

 走ってる方角的にちょくちょく眼前に富士山がヌウンと現れて感激するものの、運転しながら撮る訳にもいかずちょっと悔しかったのですが、ドラレコにいい感じに残ってましたよ。富士山はホント神々しいなぁと。

20231017f.JPG
20231017a.JPG
 2泊目ののキャンプ場、黒坂オートキャンプ場に到着。僕好みの景色のいい静かそうなキャンプ場なので前から狙ってたのですが、やっと来られました。  甲府盆地を南から北に見渡す斜面にキャンプ場が広がっていますが、敷地全体が囲われてる訳でもなく集落の中にサイトが点在してるので、サイトによってはすぐ横が公道だったりするのが面白い。平日だし早めに行ったので見晴らしのいいサイトを取れました。夜景も最高でしたよ。

20231017g.JPG
 本日のキャンプ飯!。炭火の焼鳥はやっぱ美味しいですね。山梨らしくカボチャも持ってきて焼いたりほうとう風に鍋に入れたりしましたけど、身体が温まっていいものです。

 そういや今日のビールに 「宇宙QUEST」 というのがありますけど、昨日のキャンプ場の近くに うちゅうブルーイング というけっこう有名なブルワリーがあるのでぜひ飲みたかったんですよ。でも醸造所で直売はしてないし 直営店 も週末だけなので諦めてたのですが、甲府にやたらワインと地ビールにやる気な酒屋さんを見つけてゲットできました!  山梨近辺どころか全国のこだわり地ビールが大量に並んでるし、うちゅうビールは缶や名前から味が予想しにくいので選ぶのが大変でしたけど、散々悩んだ結果今夜はこの3本で。ワインの情熱もすごかったので気になりましたけどね。一升瓶ワインも一度は買ってみたいものです。近くを通る時はまたぜひ来よう。

3日目:10がつ18にち(水)

20231018a.JPG
 引き続き素晴らしい快晴ですよ。今朝も焚き火を堪能したらまずは温泉へ。有名なほったらかし温泉 に来てみましたよ。  本当は今回のキャンプ旅、1泊はこのすぐ隣の ほったらかしキャンプ場 に行って温泉ともども堪能するつもりだったのですが、予約を取ろうとしたら平日ですらほぼ空き無し という恐ろしい状態でしたよ。サイト数もかなり多いはずなのに人気ありすぎでしょ。サイトは区切られているとはいえ人だらけのキャンプ場はイヤなので今回はやめときました。一度は来てみたいけど、この調子だと厳冬期以外はずっとこんな感じなんですかね。

 なので温泉も、もし駐車場からして混んでたら他の所に行く気でしたけど、さすがに水曜の午前にそこまでは混んでませんでしたね。
 温泉は2か所に分かれてますが料金は別だしセット券とかもないので、今回は湯舟が広いらしい「あっちの湯」へ。景色も源泉も違うらしいのでもう片っぽは次の機会にとっておきましょう。温泉は本当絶景だし広くて空いてて最高でしたよ。いつまでも入ってたかった。

 そのあとはせっかく山の方に来たのだし、軽くダム巡りでもして帰りますか。
 このダム巡り、実は 前に山梨キャンプに来た時 にやるつもりだったんですけどね。前の時は雨がひどすぎて途中で命の危機を感じたので撤退したんですよ。
20231018c.JPG
 だって道がずっとこんな林道なんだもん。ほったらかし温泉から琴川ダムまではもすこし広い道ですが、琴川ダムから荒川ダムは本当ずっとこんなです。そしてナビは林道を通ろうとはしないのでナビなしで突入しないといけません。

 といってもクリスタルライン(※水晶の名産地なので)なんて愛称もつけられてて親切な道案内板も立ってるし、道幅はともかく舗装は綺麗なのでだいぶ優しい林道とは思いますけどね。前からダンプの車列が来るのは予想外だったのでちょっと焦りましたけど

20231018d1.JPG
 そして荒川ダムまで来ればすぐ近くに山梨の有名観光地、昇仙峡 があるのです。峡谷の散歩道やロープウェイ、一帯にはお土産屋街も広がってる懐かしい感じのザ・観光地ですね。  こういう感じの観光地って大抵は駐車場に集金おっさんやおばはんが手招きしててちょっと怖いもんですが、ここは入りやすい無料駐車場がいっぱい確保されてて印象よかったですね。あと水晶が名産なので、宝石だらけでちょっと入りにくいお土産屋さんが多いのが面白い。

20231018d2.JPG
 さてそこにロープウェイがあれば当然乗る訳で、山の上には神社やら見晴らしのいい展望台やらあるのですけど、その展望台が怖すぎるんですよ!。この写真、富士山も見えて最高の見晴らしですよね。でも下の丸いのが地面なんですよ。円形の床じゃなく半球ですよ?。例えるならばガスタンクの上に乗ってるようなもんで、そして柵は一切ナシ!。いやいやいやいや死ぬってば危ないでしょ何なのこの自己責任!。とてもじゃないけど怖くて2足で立っていたくない。

 なんか 年初めにもうっかりエライところまで登っちゃって後悔したけど、まさか年に2度もこんな恐怖体験するとは思わんかったよ。まあ景色は最高だしいい思い出にはなりましたけどね。ここもぜひ他の誰かにも味あわせたい

20231018e.JPG
 展望台を堪能したらまたロープウェイで下山しますけど、近くに大きな滝もあると教わったので行ってみたところ、これまた入口からは想像できないようなダイナミックな滝と峡谷 で度肝を抜かれましたね。教わらなかったらロープウェイだけで満足しちゃってこんなすごいの見ずに帰っちゃうところだったよ。

 といったところで日も暮れたので、あとはまた最後に温泉に入って、ご当地っぽい物も食べて帰りましたとさ。今回も思い出多いいいキャンプでした。

今回の新装備

20231015a.JPG
新装備1:焚き火台置き台
 今時もうほとんどのキャンプ場は焚き火の際には焚き火台と耐熱シートが必須ですけど、下が土ならともかく草原や芝生だったりすると耐熱シートを敷いたとしても 下は結構な温度で蒸されるので、焦げはしなくとも枯れちゃう んですよね。

 幸い今までは芝自慢のキャンプ場で枯らしちゃったりした事はないですけど(というより芝自慢のとこは避けてる)、草原でのキャンプ後に下の草がシナシナになってたのは心が痛んだので対策してみる事に。
 単に温度が高いってよりも風通しがなくて長時間蒸される事が問題 と思うので、すのこで地面と隙間を空けて、あとはすのこが焦げないようにレンジフードで防御してみました。

 実際使う際には このすのこの上に耐熱シートを敷いて、その上に鉄の灰受け皿も置いた上で焚き火 をしますけど、今回焚き火が最高潮の頃にすのこの下に手を突っ込んでみても全然常温だったし、翌日すのこも焦げたりしてないので大丈夫そうですね。今回は土の地面で効果は実感できなかったけど、これで草原キャンプも安心。

20231015b.JPG
新装備2:コンテナストッパー
 ぷらこさんを買って以来、効率のいい荷物の積み方を模索してますけど、一番大物のコンテナは寝床になる上段に置いてしまうのが見た目も使い勝手もいい 事は分かりました。でもここにコンテナを置いとくと 急ブレーキの際に全部前に突っ込んできて大惨事 なのでストッパーをつけてみましたよ。

 ちょうどいい場所に溝があるので、そこにクランク状の金具をひっかけたところいい感じに落ち着きました。今回も林道でバイクとかダンプとか鉢合わせて何度か急ブレーキ踏みましたけど大丈夫でしたね。これで安心。

 ちなみになんでもっと安定する手前の下段じゃなく、上段の寝床の板に置いてるかというと、キャンプの時はともかく 道の駅とかで寝る時はコンテナを車内に置いたまま寝ないといけないので、手前の下段に置くと寝る際の組み変えが面倒 だからです。上段に置いておけばコンテナを重ねるだけで一人分の寝床が確保できる。

posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 焚き火・アウトドア
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。