2023年04月01日

4/1週報 - 大神殿に行ってきた

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 この週末は友達に誘われて 首都圏外郭放水路 の見学に行きましたよ!。見るからに僕が好きそうな巨大建造物だし昔から憧れてはいたのだけど、近くまで来る機会がなかったのです。  いやーやっぱ実際に見るとすごい迫力!。まずこんなのを目の当たりにした後で天井まで高さ18mとは説明されたけど、体感的にはもっと高く広く感じます。

 本当は週報として月曜に書いたのだけど、このことしか書いてないし長くなったので行った当日の記事にしましたよ。4/1だけど嘘じゃないですよ。週報なんて省略省略!

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 さてこの放水路、冒頭の神殿(調圧水槽)はテレビとかでもよく出てきて有名だし、川の増水時に水を逃がして水害を防ぐ施設というのは知ってたけれど、てっきりすぐ横の江戸川が溢れないように水を溜める施設かと思っていたら、この一帯を流れるもっと細くて余裕のない川が溢れそうな時に水を逃がして、余裕がある江戸川に放水するための施設 だったんですね。

 あの神殿がメインの貯水槽かと思ってたら他にもえらい大きさの立坑貯水槽が5箇所もあるし、それらの間の 6km がこれまた巨大なトンネルで繋がってたりと、予想よりも遥かに壮大な施設だったのです。

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 で、今回は ちょっと欲張りなツアー にしたのでその立坑も見学できたのですが、ヘルメットとガチの命綱を装備して この写真の階段少々と上端の管理通路を一周させてもらえますよ。底まで高さ70mもあるし、通路の床も穴あき鉄板で下が見えてるので、そらもう膝と股間のムズムズが止まりませんとも。

 他の友達にも送ってやろうとスマホでも撮ろうとしたものの、手汗が出まくって指紋認証できないし油断すりゃ即落としそうだし 困ったもんですよ。もちろん絶対落とすなよとか落としても一切責任取らんよとか最初に散々注意されます。
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 立坑から見た冒頭の神殿への流入口。ちっちゃい車止めみたいのがポコポコ立ってるのが体育座りの人くらいの大きさなので、とんでもない大きさなのがお分かりいただけるかと。

 さっき書いた通りで、神殿の方から水がダバダバ落ちる訳ではなく、他の立坑に流れ込んだ水がトンネル経由でこの立坑にも流れ込む事でじわじわと水位が上がり、最終的に神殿の方にも流れ込んでいく という流れです。
 上の写真の階段の赤い壁が途中から土色に変わってるのは、つまりそこまで泥水が上がって来たことがあるってことですね。すごいわー。ちなみにその割に神殿の床はキレイなんですが、見学ツアーの範囲はわざわざ掃除してくださってるそうですよ。ありがたい。

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 神殿の上はこんな感じでサッカー場や公園になってますね。奥に見えてる建物が管理棟と、神殿に溜まった水を江戸川に放出するポンプ施設。

 このポンプがまた25mプールの水量を1秒で汲み出せるようなとんでもないポンプらしく、その巨大プロペラを見に行くツアーもあるらしい ので、次の機会があればそっちのツアーも行ってみたいですね。

 そういやこの見学中、時折どこからともなく「ごごーん!、ごごーん!」と地響きのような音がするので何の音なのかなと思ってたのですが、立坑の天井のすぐ上がスケボー広場になってるので、実はそのスケボー民たちの着地音でした! ってのが拍子抜けでちょっと面白かった。

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 制御室も見学できますよ。基本的には他の施設から遠隔管理してるので普段ここに常駐してるのは1人だけだし休日は無人らしいので、人が居ない日にはテレビや映画に出てくる指令室とかの撮影に貸し出してる んだそうな。今まで使われた作品のポスターがたくさん貼られてました。面白い活用方法だなぁと。

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 という事で、まあ仕事の進捗は相変わらずヒドイ有様であまり出歩く気にはなれないものの、前から約束してたし休日なんだからそりゃ構わず行きますよね!と久々にプチ旅行をして息抜きできました。このあとも帰りに飲んだり、もう横須賀まで帰るのめんどいので都内のカプセルに泊まってサウナマンガビール大会 したり翌日は花見散歩もできたりと、少しだけメンタル回復。

posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 旅行記
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