志布志市志布志町志布志で迎える2度目の朝です。観光看板に書かれてた 「志の多い町、志布志」 というのは上手いこと言いよるなと。
写真は志布志市役所の裏手の丘の上の公園から。鹿児島はあちこちに シラス台地 とそのフチの崖があるもんですが、志布志の市街も海から数100mほどの所にいきなり壁のような崖がそびえてて目を見張ります。おかげでその崖の上から最後に志布志を一望できましたよ。ありがとう志布志。さようなら志布志。次に来るのは何年後か。
今日からは友達とは別行動。せっかくの半島なのだから端っこを目指したいところですが、南端の佐多岬も東の都井岬ももう行っちゃってるんですよね。なので他にも突端がないかなと調べたところ、内之浦に いい感じの端っこ灯台、火埼灯台 を見つけました。
内之浦なら昨日行けばよかったのですが、昨日は友達の車に乗せてもらってたし、灯台への道は大抵は離合困難なのでレンタカーで行きたくないですよね。なので行くなら自己責任にしようという事で。
ストリートビューによるとまあ離合困難とはいえ近くまでは無理なく車で行けそうでしたが、そこからがすごい。元から細い道なうえにこないだの台風でエライ荒廃ぶりで、ちょうど地元の方が倒木の片付けをされてる所でしたが(※人が居ると思ってなかったのでお互いビビった)、少し進んでは木やら藪やらに阻まれます。
そして最後100mほどは完全に藪の中の獣道みたいになるので、まーもう蜘蛛の巣まみれでしたね。最後まで灯台がどっちか分からないまま勘で進むので、今までで一番道のりがヤバい灯台でした。やっぱ友達を誘わなくてよかった。
その後は錦江湾側に移動して、地図で見つけた 雄川の滝 へ。見ての通りの現実離れした景色と青く澄んだ水。崖の下からしみ出してくる水がまた涼しげでいいですね。
ちなみにこの滝は上からも見られるのですが、なんとすぐ上流はダムになってます。ダムの都合で水量が変わるらしいので水の多い時も見てみたいなと思いましたが、水量が多いと青さは映えないので少ない時の方がいいそうな。
今回は最初に滝の上側から向かいましたけど、そこから滝の下まで直接降りる道はなくて、車でかなり大回りして7kmほどと、さらに遊歩道を1kmほど歩かないと下からは見られません。おまけに辿り着くまでの車道が狭くて対向車が来ると怖い。でも遊歩道沿いの清流もキレイだし、時間があるなら来る価値はあります。
続いてもこれまた地図で見つけた絶景ポイント、パノラマパーク西原台。
この辺の観光スポットを調べればすぐ出てくるし、道案内表示もあちこちにあるのですが、道が狭くて急坂なうえに離合スペースがなさすぎる!。さらにこないだの台風であちこち崩れたようで、かろうじて車1台通れるようには片付けられてたけどレンタカーには怖すぎる体験でした。対向車が来なくて本当よかったよ。
でもそれを差し引いても景色はホント最高なんですよね。パラグライダーとかもできるらしく、助走できる草原も広がっててとても気持ちいい。また来たくはなるけどもうあの道は通りたくない困ったスポットなのでした。
あとは今日の宿、鹿児島空港の近くの 妙見温泉 に向けてひたすら錦江湾沿いに北上します。桜島は今日も元気に噴火してましたけど、これが日常風景ってすごいよなぁ。
てことでこれが本日のお宿、妙見温泉、秀水湯 でございます。なんですかこの生活感!。カレンダーとか3段ボックスとか、どうみても誰かが住んでる家でしょこれ!?
ロケットが延期した時に対応しやすいように今日の宿は元々とってなくて、出発後にダメ元で宿を検索してみたら奇跡的にここだけ一部屋残ってたのですが、なんとお値段も1泊3000円!。完全に湯治客向けのお宿ですね。でも温泉街の中心からも近いんですよ。
お風呂も設備的にはかなり割り切ってるものの、源泉がとめどなく溢れ出る浴槽に浸かるのはとても心地よくて何度も入りたくなります。綺麗な宿を求めてここに来ちゃダメと思いますが、楽しめる人なら楽しめるいいお宿と思います。
ちなみにこの妙見温泉街、お宿はたくさんあるのですが夕食はみんな宿で食べる前提らしく、徒歩圏に夕食を食べられる店はほぼないです。なので今夜は旅ならではのお楽しみ、地元のスーパーで知らない食べ物探しと洒落込みましょう。
宿への途中にAコープがあったので寄ってみたところ、鳥刺しとかトビウオ刺しとか普通に売ってるし、何なのか全く分からない総菜とか楽しすぎますね。ガネはさつま揚げかと思ったら、すり身は入ってないかき揚げなのか。
地ビールは途中の道の駅で買ってきたのと、ちょっと足りないかなとスーパーで芋焼酎も買い増し。さすがに4合は飲み切れないので、小瓶だと安いのしかないですね。さあ飲むぜ!
部屋にお皿があるのでパックのまま食べるよりいい感じ。フライパンがあると分かってたら親鳥とかも買ってくりゃよかった。鹿児島は本当どこでも鳥刺しとか親鳥とか売ってて羨ましい。
2022年10月08日
やっぱりイプシロンは見られなかっ旅:3日目
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0)
| 旅行記
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