はい、これ書いてるの水曜なんですけどね。また まじこ(愛車) と 日曜から2泊3日のキャンプに行ってたので 、週報なんてなかった事にしてキャンプの話でもしましょうか。
なんかもうね、コロナで帰省もやめたし盆期間には出歩きたくもないし、暑さもひど過ぎてずっと散歩をしてなかった事もあって引き籠り過ぎで精神状態がかなり危うくなってたので、盆期間が終わるなり逃避行に出ましたとも。PCなんて持たずに酒と景色と焚き火に集中!
真夏のキャンプだし、寝苦しいのはイヤなので今回は2泊とも高原のキャンプ場にしてみましたよ。無印良品のキャンプ場は 無印にしては意外すぎる安めの値段設定(1人1泊¥2750) だし設備も景色もよさそうなので前から行ってみたかったんですよね。そしてさらにその近くには、以前教えてもらって行ってみたかった荒船キャンプフィールドもあったので、これはセットで行くしかないでしょ!と。
てことでまずは1泊目の荒船キャンプフィールドなんですが、こんだけ開けた草原じゃ風強いとキツそうだし天気は入念にチェックしてて、まあ風は弱そうだなと安心して行ったのですが 山の上なんて別世界ですわな。冒頭の写真はたまたま見通しがよかった瞬間で、まあもう、ずっと濃霧と小雨(というか雲の中)。そして風!昼も夜も翌朝までもずーっと同じ方向からの風!。夕方は気温差とかで仕方ないにしても夜には収まるでしょと思ってたけど甘かった。
タープが倒れるほどではないし風防があれば焚き火もできるけど、常にパタパタ鳴って落ち着かないし雨は吹き込んでくるし薪は湿気って燃えないし、まあイライラ指数は上がっていきますね。そして全身しっとり濡れては風に当たるので寒いのなんの。上着は充分持ってたとはいえ、夏山で低体温で死ぬ人の状況が少し分かりました。こんな日は早めに店じまいするのが吉ですね。
翌朝も多少は好転したけど 公式サイトにあるような見事な山並み は結局見られなかったので、またリベンジしたいような、でも今回はしんどかった思い出しかないし、穏やかな日の方が少なそうな立地なので迷うなぁ。
そんなちょっと疲れた状態で2日目の無印良品。公式サイトの写真 とかを見た感じだと、ここも昨日の荒船キャンプ同様、広い草原に区画が切られているのを想像してたのですが、思った以上に草木が多いんですよね。斜面の上の方のGエリアにしたのですが、座った状態だと湖なんて全く見えません。
そういう意味では騙されたといえば騙されたのですが、お隣との間に垣根並みにしっかり仕切りがあるのでお互いの存在が全く気にならないし、昨日の風がトラウマレベルだったので風から守られてる安心感が素晴らしすぎてもうバンザイ!
そもそもこの日は風もほぼなくとても穏やかだったし、Tシャツ1枚で汗をかくでも寒いでもない絶妙な気温だったので本当居心地がよかった。よかったんですよ。
なのでうっかり飲み過ぎましたよね。今やどこに行っても何かしら地ビールが売ってるもんですが、ここいら一帯は多い気がする。酒は飲める方ですが地ビールは飲み過ぎると頭痛しがちなのでキャンプでは1日2本くらいしか飲まない(+ワイン半分くらい)んですが、今回は2日で7本飲んでもうた。もちろんワインも同じくらい飲んでますよ。ビールとの相性もあると思いますが、夏は水もガブガブ飲むからたくさん飲めるのかな?
どれも美味しかったですが、やっぱIPAが好きなので KAWABA のIPAと オラホ のヘイジーは好きだったな。オラホは毎年ふるさと納税で頂いてるので 東御市まで実際来れたのは嬉しかった。あと 嬬恋で作ってるビール を飲めたのも嬉しいですね。
他に行ったところ1:富岡製糸場!
何を隠そう、荒船キャンプの近くに地ビール工場がないかな?と探してたところ 富岡に見つけて、おっ近くに世界遺産もあるやん!、行ったろ! という流れなのです。まずビールありき。でもその地ビール屋さんは臨時休業で買えなかったんですけどね。残念。
こういう工業遺産は大好きなものの、ここを目当てに富岡まで来ようという気には今までならなかったのですが、やっぱり実際来てみると見入りますね。何も予備知識なしに行ったもので情報量が多すぎて大変でしたが、絹糸ってこうやって作るんだなぁと。最終的にはほぼ自動化されたらしいですが、繭から糸の端を自動で見つける機械がどういう仕組みなのかすごい気になる。
他に行ったところ2:鬼押出し園!
嬬恋でキャンプした翌日、軽井沢の方に向かいつつ何かないかな?と探してみたところ発見。浅間山の麓にある溶岩流の跡の自然公園です。溶岩流そのものよりは浅間山との雄大な景色を見たくて行ったのですが、残念ながら山は雲で見えませんでしたね。
でも溶岩の荒々しい景色だけでも見に来た価値はあったし、あと ザ・昭和の観光地! って感じが懐かしくてとてもよい。
それはそうと、地図を見てても全然気づきませんでしたが、北の方から向かおうとすると 有料道路だったんですねここ。しかも距離の割に地味に高い。この鬼押出し園だけじゃなく、他にも有名な 白糸の滝 とかも結んでてそれぞれの区間で料金を取られるのだけど、この料金込みで施設を維持してるんだろうなと思いつつも、各施設のサイトに有料道路の説明がほぼないのが何かひっかかる。帰ってから調べてみたらお得な1日券とかあるし。
そしてこのあと、モールとかは全く興味ないけど軽井沢の街もちょっと歩いてみようかなと思ってたのですが、平日だってのに街も道も駐車場もメシ屋も観光客で混みまくってたので即諦めましたね。やっぱ軽井沢ってすごい観光地なんだなぁと。
他に行ったところ3:碓氷峠!
ここ10年くらいはさっぱり乗ってませんが鉄道旅行も好きなので、一度は来てみたかった憧れの場所ですね。学生の頃に一度だけ電車で峠を越えたのはいい思い出ですが、1997年に長野新幹線が開通して廃止されてしまいました。
このめがね橋は、その時に電車で走った線路よりもさらに前に使われていた旧線の橋で、完成したの明治時代ですよ。味わい深いなぁ。今では 麓の横川駅からこの橋も含めてさらに上の旧熊ノ平駅まで全長6kmもの遊歩道 になっています。この橋も歩いて渡れますよ。
さすがに6kmを往復する元気はなかったので 今回は旧熊ノ平駅からめがね橋の1.2kmだけ往復 しましたが、その間もレンガのトンネル5つに橋3つと終始見どころしかないですよ。あと旧熊ノ平駅は廃止時まで使われていたので、架線などがそのまま残って朽ちていっているのがとてもよい。文明の滅びた世界を歩いてる気分になります。実際来て歩いてみて本当よかった。
今回は行きませんでしたが麓の横川駅には 鉄道博物館 もあるし、廃線跡にトロッコも走っているのでまた時間をしっかり取って来てみたいですね。次は6km制覇を目指すか。
2022年08月22日
まじこと長野群馬で高原キャンプ
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0)
| 焚き火・アウトドア
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