明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
さて今年も帰省はやめたので、まじこ(愛車) と茨城県は神栖市まで太平洋の初日の出を見に来てますよ。水平線に雲はかかっちゃったものの、充分過ぎるほど素晴らしい初日の出でした。ここまで来た甲斐があったよ。でもそれはそれとして、ものッすごく寒いんだけどな!。路面が濡れてたら間違いなく凍るだろうし快晴でよかった。ノーマルタイヤだからね。本年もよろしくお願いいたします
この神栖市近辺、海沿いは数キロにわたって防風林もない護岸でどこからでも海が見えるし、車通りも少ないし路肩が広くて路駐もしやすいので、まさに初日の出を見に来るのにうってつけですね。見ての通りの人気ぶりで、日の出後には帰る人でちょっとした渋滞になったほど。
しかもたまたま道沿いに防風林代わりの小高い丘まであって、もうサービス満点かよと。なんとなく選んだ割には最高の場所でしたね。でもものッすごく寒いんだけどな!。こんだけ風車が並んでるくらいだし、いつも風が強いんでしょうね。
で、凍える身体で宿に帰って大浴場で一息ついて(そのために朝から大浴場に入れる宿を選びましたとも)、出発前に窓から外を見てみれば 見事な日本晴れ!。というかここからでも富士山が見えるんですね。これは正月から縁起がいい!
それにしても千葉といい茨城といい、どこまでも平坦だなぁ。
今日はこのあと鹿島神宮に初詣に行きますが、遅めの方がのんびりお詣りできそうだし、少し灯台巡りでもしてから行きましょう。
灯台に向かうため鹿島港沿いの工業地帯を走りましたが、どこもトレーラー向けの広い道路で走ってて気持ちいいですね。そして港沿いに走ればすぐでしょと思ってたけど、鹿島港の大きさがとんでもない。Yの字に切れ込んだ湾がそれぞれ数キロ単位ですよ。
今は老朽化で閉鎖されちゃってるけど 港を一望できるタワーがあるらしいので、ぜひ上からも見てみたかったですね。
今日の灯台その1、鹿島港南防波堤灯台!
釣り人には超有名な、危ないから入るなってのに不法侵入してはちょくちょく波に飲まれて死ぬ困った防波堤 です。もちろん入る気は全くないですが灯台は撮りたいので防波堤が見えそうな公園に行ってみたものの、長さ4.5kmある堤防の先っちょ だし陽炎もひどくてボヤっボヤでしか撮れませんね。よく作ったなあこんな長いの。
でもこの写真を撮った場所、製鉄所の近くなので高炉とかがよく見えるんですよ。巨大工場や高炉は大好きなので大興奮!。高炉もいいけどこの手前の超でかい四角い建物は何の施設なんでしょうね。見学とかしてみたいもんだ。
今日の灯台その2、鹿嶋灯台!
なんでそこ?って感じの灯台らしからぬ内陸に建ってます。まあ確かにちょっとした高台ではあるのだけど、こんな内陸の住宅地のど真ん中に建ってる灯台なんて初めて見たよ。
それはそうと、鹿島の地名などの表記って島だったり嶋だったりどっちか迷いますね。意味的には一緒なのでどちらの字もあまり区別なく使われるものの、市名については元々鹿島町だったので島にしたかったらしいのですが、すでに佐賀県鹿島市があったので同名はできたらやめてね?って事で鹿嶋市になったそうな。
そろそろお昼も近くなったら 鹿島神宮 へ。有名な神社だし元日に車で近づくのは無理だろうなと2kmほどのイオンに停めて散策がてら歩きましたが、案の定、神社近くは大渋滞でしたね。でも毎年賑わうだけあって駐車場も確保されてたし、裏手の御手洗公園側からなら停められたのかも?といった感じ。
ここ数年とんと見なくなったいい人混みっぷりですが、そこまで密集したりひたすら並んで待つとかはなかったので、まあ気軽にお詣りはできるレベル。 森に包まれた神社は神々しいですね。どれもご神木か!ってほどの立派な大木で心が落ち着きます。欲を言えばもう少し静かな時に歩きたかったですが、まあまた近くに来たら寄ってみましょうかね。
そういやこの森の地面は砂浜みたいな細かくて黄色い土でしたが、ここまで街を歩いてても空き地の地面が同じような土だったので、ここいらの地面はこういう土なんですかね?
初詣のあとはせっかくなので賑わう参道も少し散策。さすがこれだけ人気の神社だと元日でも普通にお店が開いてて嬉しいですね。開いてたとしても混んでて入れないだろうなとは思ってましたが、意外とアッサリ入れて美味しい物が食べられたのはありがたい。老舗の鈴章さん にて、なまず料理をいただきました。
それと下調べしてたら 神社の目の前にクラフトビアバー があって気になってたのですが、出店を出してて瓶も売ってたので何本かゲット!。スパイスなどを効かせた個性的なのを作っているようなのでぜひお店でいろいろ飲んでみたくなったけど、鹿島まで泊まりか電車で来る機会が今後あるのかどうか。
と元日にこんな観光らしい観光ができると思いませんでしたが存分に楽しんだので、今日の宿がある牛久に移動を開始。通り道に何かないかと探してみましたがどうにも何もなさそうだし、何かあっても元日でお休みでしょうね。
田んぼよりは霞ヶ浦沿いの方がまだ景色が楽しめそうなので地図を眺めていたところ、戦時中に霞ヶ浦には水上機の訓練場があった ようですよ?。土浦に資料館もあるらしいのですが 元日にやってる訳ないので、勝手に見られそうな史跡だけでも見に行ってみました。
今は自衛隊とも関係ない国の施設になっているけど建物は特に何に使うでも壊すでもなくそのまま残ってる感じですが、放置してると廃墟マニアとか入ってくるから管理だけしてるのかな?。特にどれが何の建物といった説明などはないですね。記念碑はありましたが(写真右下)、後ろの恐ろしく頑丈そうな建物がとても気になる。 さらにここから水上機を霞ヶ浦に上げ下ろししていたらしく、水面へのスロープがあちこちに残されています。今ではマリンスポーツに使われてるようで、そのための広い駐車場やトイレもあるので車を停めて巡りやすかったのはありがたい。
正月でなければカフェや物産店みたいのもやってるみたいだし、土浦の資料館も見学したいのでまた機会があれば来てみようか。
などなど今日も日が暮れて、今日のお宿、ホテルレイクサイドつくば さんへ。
なんで今日この宿になったかというと、元々温泉旅館でのんびりしたいという欲求もあったのだけど思い立ったのが3日前だし、そもそも年末年始に一人で泊めさせてくれる温泉旅館なんてほとんどないので、まあダメ元で楽天トラベルとじゃらんを漁ってたところ、たまたま2食付きで温泉もよさげなここが空いてたのです。しかも値段も全然お手頃。もう多少遠くても構わんと即決しましたとも。つくばって名前なのに地図を見たら牛久沼 なのと、びっくりするくらい周囲に何もないのは困惑しましたけど。
でもそんなたまたまの出会いだったのにお風呂も料理も本当によかったですね。大満足ですよ。大浴場が2つあって最初に入った方はちょっと残念な感じだったのですが、もう一つの露天風呂が本当によくて、隙あらば入ってました。
そういやコースも美味しくいただいてデザートを食べてたら 「お夜食です。お部屋にお持ち帰りください」 と渡されたのも初めての体験でしたね。
昨日からどう考えても食いすぎだし、今日はあとは温泉入っておとなしく寝ようと思ってたのに、昼に買った地ビールを開ける口実ができちゃったじゃないですか。もういいや。健康の事は帰ってから考えよう。