ふもとっぱらですよ!
キャンパーの聖地ですよ!
先週末は 焚き火部 の面々でキャンプに行ってきました。見ての通り まじこ(愛車) と一緒に最高の富士モーニングを堪能できちゃいましたよ。ホント素晴らしかった。
最初は週報に軽く書くつもりでしたがいい写真が多すぎたので久々の独立記事にしました。でも時間がないので文章はアッサリ目に。週報はー‥‥特に書くことないので省略!キャンパーの聖地ですよ!
9/26(土)雨
といっても初日の土曜は惨憺たる有様でしたけどね。来る途中も時折100m先も見えなそうな濃霧だったり、なかなかのスリルドライブ。予報では土曜は曇り時々雨といったところでしたが、まあ終始、雨と濃霧っすね。晴れてればこの真ん中あたりに富士山が見えるはずなんだけど。なんだけどね。
ちなみになんでふもとっぱららしい草原じゃなく、こんな中途半端な眺めの場所に居るのかというと、今回は人数が居るのでテントじゃなく 毛無山荘 に泊まる事にしたのです。その方が荷物を大幅に減らせますしね。なので今回は山荘の前にタープを張って焚き火を楽しみます。
山荘の人も草原で過ごしてもいいらしいですが、どのみち富士山は見えなそうだし、草原まで少し歩くので夜に山荘まで撤収するのが面倒だったのです。 山荘は外見は古いですが内部はリフォームされてものすごくキレイ。これは共用スペースですが電子レンジや炊飯器、各部屋には冷蔵庫もあるし、キャンプとはいったい‥‥ という気分にはなります。
でもまあうちらは焚き火して料理して酒飲むのが目的なので、こういうスタイルもアリですね。不便を楽しみたい訳ではありません。シャワーもあるしよく眠れるし。
9/27(日)曇りのち晴れ
予報では今日からは改善傾向だったので一応日の出頃に起きてみれば 富士山見えてるう!。でけえ!。なにこれでけえ!他の人は爆睡中だったのでとりあえず一人で散歩に出てひとしきり雄大な富士や賑わう草原を堪能できましたが、山荘に帰って二度寝したらもう雲で隠れてましたとさ。午前中くらいは見えるかと思ってたけど甘かったか。他の人は1泊で帰ったので、結局富士山を見られたのは僕だけだったという。起こさなくてゴメンなー。
で、僕はせっかくふもとっぱらに来たのだから草原も堪能したくて、ソロでもう一泊しましたとも!。一旦 温泉に入りに行って 買い出しもして、いざ草原へ!
ふもとっぱらは広い割にトイレは中央付近にしかないので、トイレが近い便利な辺りは人も多いのですが、離れると人も減って快適です。特に北側の端は富士山も見やすい角度なのに妙に人が少ないのはなんでですかね。また来るなら次も迷わずこの辺にすると思う。
土曜はもちろん予約は一杯、日曜も残りわずかな状況でしたが、コロナで予約数も絞ってるようですし、こんだけ余裕をもって設営できましたね。
この日も日中は日差しはあるものの富士山は雲に隠れてて、たまに雨もパラついたりしてましたが、夜になるにつれて雲もまばらになって、闇夜に星と富士山が見え始めます。富士山の向こう側は雷だったようでビカビカ光ってましたが、おかげで雷のたびに富士山が浮かび上がる楽しいショーが見られました。
しっかしダメ元で撮ってみたけどよく撮れるもんですね。実際はもっと真っ暗で、雲が切れてるのは分かりますが富士山はほとんど見えませんでした。ランタンを消せば見えるのでしばし真っ暗にして眺めてましたね。
9/28(月)晴れ
そして朝ですよ。晴れるのは分かってたのでもちろん起きましたとも。日の出前の霧に包まれた神秘的な雰囲気もいいですが、初日が残念だったのもあって日の出はホント感動。どうせタープは富士山を見るため東を向けてるから朝は何の役にも立たないし、むしろ景色の邪魔なので焚き火セットは外に広げて、最高の朝食を。
そのあとはせっかく晴れてるし、山梨側からなら5合目までは車で登れる (静岡側は今年はコロナで通行止め)ので登りに行きましょう。道中も車が富士山の方に向くたび息を飲みますね。チャンスあらばいつでも撮れるようにカメラは常に手の届く場所に。
せっかくだから青木ヶ原樹海を通るルートで行きましたが、まあ道を走ってる限りはただの森なのですが、ここまで森ばっかずっと続くのもそうない経験。
てことで 富士山の見える風呂 にも入りつつ、山梨側の5合目に到着。都会か!
まあとても観光地でしたが、富士山ならではの郷土料理とかはないので形だけでも富士山らしい物を食べときましょう。
山で食べるカレーは美味いすね。甘辛で安心する好きな味。一方のメロンパンは メロンとは‥? という気分にはなるものの香りはメロンです。雪の下の茶色いココアがコーヒーとよく合う。コーヒーもその場でハンドドリップとは思ってなかったので嬉しい。
5合目から見た山頂。着いた当初は雲に隠れてましたが、晴れてくれてよかった。山頂はすぐ近くに見えるけどずーっとこの斜度を同じような日陰もない砂利道を登っていくのは相当キツイんでしょうね。
なお、歩くのは好きですが登るのは好きじゃないので、いつか登ろうという気は今のところないですね。というか5合目の時点でちょっと階段や坂を登るだけで息切れするし、じんわり頭も痛いし、これより上に行ける気がしない。
相当ニュースになったとおり、今年はコロナのせいで5合目より上は完全に封鎖されてるので登れませんが、封鎖されてる場所までは20分ほどで行けるらしいので行ってみましたよ。こんな感じの水平で広い道ですが、こんな見たこともないような景色と、富士山らしい茶色いザクザクした土の感触はちょっとだけ味わえました。 そしてここからの景色がまた素晴らしいこと。駐車場の辺りは木が茂っててここまで開けてないので、ちょっと足を延ばしてホント良かった。それにしても樹海って本当に木の海なんだなぁと。平らな場所にこんだけ木が植わってるのもそう見たことないですね。
富士五湖も行ってみたい観光地やキャンプ場はいっぱいあるし、また来よう。
てことでここが今年行ける終点。道の奥にもさらに板でふさがれてるし、意地でも登りたくて強行突破する人が居るんでしょうかね。すぐ横に作業車と人が居て何かの作業中かと思ってましたが、もしかして監視員さんだったのかな。タイヘンだなぁ。
今回のNew焚き火料理
シシカバブ!。のようなもの!鶏のひき肉に タンドリーチキンミックス をはじめ、狂ったようにスパイスを入れただけ!。あとパクチー。例によって本物がどんな味かは知りません。せっかく炭火なのだから脂をしたたらせて燻したいので、ここは胸じゃなくモモひき肉でしょう!
あとアヒージョは 前回 もやりましたが、今回 豆腐を入れてみたらなかなか美味かった。普通のだと柔らかすぎると思うので堅い沖縄豆腐などがいいかと。沖縄豆腐じゃないけど 最近この豆腐があちこちで買えて とてもよい。
芋‥‥煮?。たぶん。いや宮城出身だし秋なのでつい。
もちろん子供の頃は秋といえば河原に芋煮会に行ったものですが、作ってもらったのを食ってただけなので芋煮へのこだわりがまるでないのです。というか、どうもあやふやな記憶だと 自分が食べてた芋煮は山形風だった気がするのだけど、違ってたらごめんなさい>ご両親。
てことで、世間的に言われてる宮城風の芋煮は個人的には何か違うのだけれど、今回は一応宮城風で。でもどうにも肉は牛肉だった気がしてならないので、結果的にできあがった物は 「里芋が多い牛肉の豚汁」 ですかね。でも仙台麩と仙台みそですよ!
久々の芋煮?を食べて子供の頃を思い出したり‥‥は特にないのですが、仙台麩の具沢山の味噌汁って、よく考えたらこれ実家の味噌汁じゃないですか。まあ美味い事には変わりない。他の人にも好評で何より。