2019年08月16日

まじこと帰省ついでにダム巡り:帰途1日目

20190816a1.JPG
 まじこ(愛車) と帰省ついでにダム巡り。台風10号が過ぎるのを待ってたら予定が狂いまくりましたが、やっと今日の昼前に実家を後にしました。今日から帰省の帰途編です。
 台風は日本海上に居るので直接の影響はないはずですが、一応まだ強風域内なのと、雨雲が送り込まれてくる位置なので今日いっぱいは安定しないでしょうね。

 なので、今回の帰途は 福島から群馬方面へ抜けつつダム巡り を予定してますが、今日はおとなしくその入口、会津若松を観光する事にしました。写真は会津若松のシンボル、鶴ヶ城 (正式名は若松城)ですね。  会津若松をちゃんと観光するのは 小学校の修学旅行以来 ですが、定番のお土産、白虎刀 も別に光ったりIoT化とかされる事もなく、まるで変わってなくて安心した。
 あと修学旅行の前日まで風邪で休んでてフラフラで駐車場でゲロ吐いた事とか要らん事をいっぱい思い出しました。

20190816a2.JPG
20190816a3.JPG
 鶴ヶ城は天守閣こそコンクリ復元城ですが、石垣は当時の物がかなりしっかり残ってます。写真は東側の高石垣ですが、すんごい高くて立派。見るからに強固な砦ですね。

 他の方角もしっかりとした石垣や出丸で囲まれてて、平和な江戸時代を経てもなお戦う気満々の城なので、戊辰戦争で最新装備の新政府軍とも1ヶ月戦い抜いた(城が落ちた訳ではなく降伏で終結)んだから大したもんです。
20190816a4.JPG
 鶴ヶ城が面白いのは、長い歴史の中で城主が何度も変わるので、それぞれの意向で城や石垣をどんどん改修していった結果、いろんな時代や作りの石垣が混ざってるそうです。まるで石垣の博物館。切込接の石垣はよくまあこんな器用に組み上げるもんだなと。要求技術とコストが高すぎて、あまり普及しなかったみたいですけどね。

20190816a5.JPG
 鶴ヶ城天守閣からの景色。盆地なのでどちらを向いてもあまり景色は変わりませんが、北東方向にはこれまた 会津若松観光の定番、飯盛山 が見えますね。
20190816b1.JPG
 てことで次は飯盛山です。お土産屋が並ぶ、絵にかいたような観光地。  ここに何があるかというと、戊辰戦争において、会津藩の少年兵、白虎隊 が悲運の自刃を遂げた地として有名な訳ですが、
20190816b2.JPG
 新政府軍に圧倒され、命からがらこの飯盛山まで退却した白虎隊の隊員がこの場所から城下の様子を見渡したところ、鶴ヶ城の手前の城下が燃えているのを城が燃えていると誤認してしまい、帰る城が亡くなった以上、自分らも君主の後を追おうとこの場で自刃してしまった、という悲しいお話ですね。
20190816b3.JPG
 なので飯盛山には彼らを弔うお墓やお堂、彼らの忠義心に心を打たれた方々による慰霊碑やらいっぱい建ってますが、この鷲の慰霊碑は小学生の時にも見たのを明確に思い出したので、なんかそれに感動した。
 ここで体育座りして白虎隊のお話を聞いて、白虎隊が自刃する様子を再現したおばさんの舞踊を見たのをなんか妙に覚えてる。

20190816c1.JPG
 ちなみに今回飯盛山に来たのはですね、まあ小学生以来だし懐かしい、というのもありますが、この さざえ堂 (円通三匝堂) を見たかったのですよ!。飯盛山の中腹にあるので小学生の時にも見たのかもしれないけど、全然覚えてなくて最近偶然知った。  このお堂、木造のお堂の中が2重らせんのスロープ になっていて一方通行で参拝できるらしいですよ。そんなお堂見た事ないし、登ってみたいじゃないですか!。もちろん内部も参拝しましたが、器用に作られてて感心するし木のぬくもりが優しい。
20190816c2.JPG
 でも横から見ると微妙に傾いて見えるんですが、これは元々こういう物なのか傾いたのかどっちなんですかね。傾斜復旧工事の記念板もあったので、やっぱじりじり傾いてるんだろうか。

20190816d1.JPG
 てことで飯盛山も堪能したら17時近く。あとは風呂に入って隣の喜多方市でラーメンを食べて(後述)、明日からの怒涛のダム巡りに備えてできるだけ奥会津方面へ。今晩は 道の駅 会津柳津 にお世話になります。川沿いの遊歩道に提灯が下げられててとてもいい雰囲気。これは夜の散歩をするしかあるまい。
20190816d2.JPG
 なんか遠くにお城みたいのがライトアップされてるなと思ってましたが、圓蔵寺 というお寺だったんですね。 全く下調べしてなかったけどこの近辺は見所が多いみたいで、明日の朝にまたちゃんと散歩しよう。

メシログ 8/16(金)

  • 昼食: 鶴ヶ城会館 ざるそばとミニソースかつ丼セット (¥1382)
    20190816z01.JPG
     この辺は基本的に蕎麦推しなのと、あと会津の名物料理はソースかつ丼らしいです。ソースかつ丼は今となってはどこでも食べられるしあまり嬉しくもないのですが、会津産の蕎麦とセットなら喜んで。味はー、うーん、ソースかつ丼!
  • 夕食: くるくる軒 みそチャーシュー麺 (¥850)
    20190816z02.JPG
     ここまで来たらそりゃ 喜多方ラーメン 食べに行くでしょ!。でも 喜多方ラーメンといえば最近は朝ラーが有名 な訳で、朝早くから店を開けてるって事は嫌な予感はしてましたが、案の定、ほとんどの店が夕方で閉まります。おまけにお盆で客が多いので、人気店はことごとく閉店時間前に完売で閉めてましたね。
     なので3件ほどフラれたものの、こちらのお店は20時までやっててありつけました。ありがとう!。開いててくれて本当にありがとう!

     てことで待望の喜多方ラーメンですが、今や全国で食べられる喜多方ラーメンですから食べなれた味ですね。ちぢれた太麺は共通だけどスープは割と自由な模様。今日は気分的に味噌だったので味噌にしてみたけど、昔はよく食べたなぁ。安心する。

旅のきろく 8/16(金) 台風のち晴れ

走行距離: 238.6km (計897.2km)
  • 高速料金: 東北道:泉PAスマート - 磐越道:会津若松 ¥3220 (通常料金)
  • 給油: 152 x 21.00L (磐越道:磐梯山SA下り)
入浴: 喜多の郷温泉 蔵の湯 ¥300
露天あり、ロッカー無料、シャンプーあり、ドライヤーあり。
 道の駅 ふれあいパーク喜多の郷 に併設の日帰り温泉。夕食には早かったので先に風呂に入ったはいいものの、上がったあとに喜多方ラーメンの店を調べたらほぼ閉店間近な事に気付いて慌てて飛び出したので、結果的にあわただしい思い出に。
 景色はないけど広くて気持ちのいい露天風呂だし、トロリとして長湯したいお湯でした。
宿泊: 道の駅 会津柳津 (車中泊)
朝食不可、徒歩圏にはコンビニなし。
洋式トイレあり、シャワートイレなし。
 只見川沿いの道の駅。すぐ隣が河川敷の遊歩道で、本文に書いたとおり、徒歩圏に見所がいろいろあります(明日も参照)。
 駐車場は広くて、端の方なら暗くて車道からも遠いのでよく眠れそうです、が、この日は熱帯夜で安眠は無理でしたね。車中泊してた人は数人ほどで、車道も交通量は少ないしトラックも休憩に来ないしで、静かでいいところでした。
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 旅行記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。