2019年07月24日

まじこと北関東ダムと温泉巡り:1日目

20190724d2.JPG
うおおお!はじめてのキャットウオーク!
 ということで、栃木県は川治ダムの壁面からひこざです。ヘルメット着用です。
 秋から忙しくなるのでその前に放浪欲を満たしておくべく、まじこ(愛車) と共に北関東温泉&ダム巡りに来ております。今日だけで9ダム巡りましたよ!

20190724a1.JPG
 朝から順を追っていきましょう。昨日の夜のうちに出発して、すでに栃木県内まで来ていたので、まずは通り道にある鬼怒川温泉を軽く観光。鬼怒川にかかる、鬼怒楯岩大吊橋 でございます。天気予報では今日から晴れっていってたのに、今のところはあいにくの雨。
20190724a2.JPG
 橋からの眺め。吊り橋の上で傘を片手にカメラ構えるのはむっちゃ怖い。
 正面に見える断崖絶壁が橋の名前でもある、楯岩ですね。展望台になってるので絶壁の上まで行けて、温泉街を一望できますが、ドン曇りだしちょっと木が多いので感動はいまひとつ。

20190724b.JPG
 鬼怒川温泉を後にしたら怒涛のダム巡りスタート。まずは通り道にある 小網 (こあみ) ダム。1958年 (昭和33) 完成。高さ24m。訪問2度目。

 なお、この近辺のダム巡りはむかし一度やってるので、このダムも含め、今日巡るダムの多くは2度目なのです。前回は鉄道で来ましたが、このダムは川治温泉駅の目の前なので前回もこのダムから撮り始めたんですよな。懐かしい。一見小さくてかわいらしいダムですが、近付くとなかなか威厳があります。

20190724c.JPG
 続いて 五十里 (いかり) ダム。1956年 (昭和31) 完成。高さ112m。訪問2度目。

 歴史の刻まれたコンクリの色が好き。前回来た時にこれでもかというほど眺めたので今回はサラリと。というより今は工事中なのでダム本体に近付けない。今やってる工事では新しい取水口とその排水口(手前の白いパイプ)を追加してるらしいけど、そのためにダム本体に大穴を開けたらしいですよ。後からそんな事できるんだねぇ。

20190724d1.JPG
 そして今回のメインイベント、湯西川ダックツアー!。この水陸両用バスでダム湖を遊覧できるうえに、ダム内部の見学ツアーまでセットとあらば参加しない訳がない!  見学コースは2つあって、湯西川ダムのツアーはダム内部のエレベーターでダム下へ、川治ダムのツアーは冒頭のキャットウォークへ行けるとの事なので、やっぱキャットウォークでしょ!。時間があるなら両ツアーにも参加できますが今日は片っぽだけにしといた。
 人数があまりに少ないと中止になるので、平日の朝イチの便だし心配してましたが、夏休み期間だからか結局5人だけだったのにちゃんと運行してくれました。
20190724d3.JPG
 で、冒頭の 川治 (かわじ) ダム 見学へ。1983年 (昭和58) 完成。高さ140m。 訪問2度目。

 前回は外から眺めただけだけど、こんな毎日キャットウォーク見学をやってるとは思ってもいなかった。冒頭の写真はこの矢印の辺りですよ。中央の水門部屋まで見学できたら大感激でしたがそこまでは行けません。キャットウォークの高さまではエレベーターで降りて行けるので、端の階段を降りて行く訳じゃないです。
20190724d4.JPG
 ダムの中身はこんな感じ。ダムの水で冷やされるので気温は12℃とかで、結露で水びたしです。この写真みたいに天井が丸い通路はまだダム本体ではなくダム周囲の岩盤内(ドリルで掘った穴)で、ダム本体に入ると天井が四角いので(打設時に造成した穴)、どこからがダム本体なのかはそれで分かるそうな。

20190724e1.JPG
 ダム内を見学後は、本来は川治ダムのダム湖を水陸両用バスで遊覧するはずなのだけど、今日は川治ダムの水位が低すぎるので、代わりにすぐ近くの 湯西川 (ゆにしがわ) ダム のダム湖を遊覧する事に。
 2012年 (平成24) 完成。高さ119m。 前回来た時 (2008年) にはまだなかったので初訪問。まだコンクリが白くてキレイ。
20190724e2.JPG
 ダム湖に入る際、バスの駆動系を切り替えたあと、斜面を自由落下してスプラッシュマウンテンみたいに水に突っ込むのでお子様大喜びでしたが、あれは楽しませる演出なのか、機関の都合上そうしてるのかどっちなんだろう。

 あとバスに窓がないのは開放感重視とかじゃなく、船舶の法律か何かでつけられないらしいです。なので前の方に座ってるとしぶき食らうし、雨の日はカッパでしのぎます。
20190724e3.JPG
 ダム湖に降りるスロープはこんな感じ。ダムができる前からある道路を流用したのかとも思ったけど、ダム作る前に山の上に道路なんてないだろうし、やっぱ管理用に作ったのかな?
20190724e4.JPG
 ダム湖から見た湯西川ダムの裏側。今日は湯西川ダムも水位はだいぶ低かったようで、まだできたばっかのダム湖だし、周りの地形に切り株がびっしり残ってて生々しい。
 周囲の山は鹿や熊が多いらしく、今日も何度か鹿と会えました。もう慣れて危害を加えてこないのは分かってるのか、丸見えなのに逃げもせずじっとこっちを見てた。

20190724f.JPG
 などなど、ダムとダム湖ツアーは堪能したので、またまじこ(愛車)に戻って、次もダムに行きますよ!(他の目的まるでなし)

 次に訪れたのは 黒部 (くろべ) ダム。1912年 (明治45!) 完成。高さ29m。 初訪問。
 有名な方の黒部ダム (高さ日本一) とは別の、元祖黒部ダムです。こっちはこっちで歴史がすごい!。今ある姿は1987年に改修されたものですが、石詰みの優雅なアーチは初代から。初代の22門ゲートも見てみたかったもんだ。

20190724g1.JPG
 さらに続いて 川俣 (かわまた) ダム。1966年 (昭和41) 完成。高さ117m。 訪問2度目。
 個人的にはたぶん日本一好きなダム。ものすっごい険しい渓谷に建てたので、アーチダムの中では日本一縦長 で、ホント身震いするほど高く見えてカッコいい。

 そしてこの写真。なんで真正面から撮れるかというと、ダムを見るためだけの吊橋(高さ125m) が目の前にかかってるんですね。吊橋までの道のりは結構疲れるけど、川俣ダムに来たならこの吊橋まで必ず来るべき。怖さとカッコよさでふるえる。
20190724g2.JPG
20190724g3.JPG
 そしてただでさえカッコいい川俣ダムが、今なら大規模改修工事中でさらにカッコいい!。普通、何かを見に来て工事中で覆われてたらガッカリもいいとこですが、なんかもう、人類スゴイ!(残念な語彙)。なんだこの足場!
 ちなみに、この足場の中で何を直してるのかと思って、前回来た時の写真 を見てみたところ、特に建物とかある訳でもなく土手でしたね。補強工事なのか、何かを増設してるのか。
20190724g4.JPG
20190724g5.JPG
 反対側もこんな!秘密基地か!。足場とかクレーンの根本とか、これだけで固定できるのがすごい。ああぁいいなぁ。あそこまで降りて探検してみたいなぁ。

20190724h.JPG
 と、もういろいろ大興奮で予定より時間を食っちゃいましたが、まだまだ先は長いので進みます。川俣ダムは公道としてはドン詰まりの場所にあって、今日の目的地、群馬方面へ行こうとするとナビは普通は日光まで戻るルートを提示します。が、山王林道 というショートカットルートがあるので今回はナビを無視してそちらへ。必須な道路じゃないのでちょくちょく通行止めになるようですが、今日は全線通れましたよ。

 林道というと平気で未舗装だったりもするので身構えますが、山王林道は全線舗装されてるし、道幅も思ってたよりは広くて、いつぞやの岐阜険道 とかよりよっぽどマシでしたが、日常的に手入れはされてない、といった感じかな。小枝や葉っぱだらけだし、風雨でいつ木や岩が転がっててもおかしくなさそう。今回は何もなかったけどね。ここが通れないと2時間くらい遠回りになるので通れてよかった。

20190724i1.JPG
 林道を抜けた先は日光の中禅寺湖のさらに奥、尾瀬などに向かう道路になりますが、そこに待つステキなダム、 丸沼 (まるぬま) ダム。1931年 (昭和6) 完成。高さ32m。 初訪問。

 見た事のないタイプのダムですが、よく見ると格子の中に斜めの壁が見えますね。あれが水を受ける壁で、壁の向こうはダム湖です。普通はコンクリの塊の重さで水を遮るところを、これだけの構造だけで支える、バットレスダム という珍しいタイプのダムですよ。  見ての通り、コンクリの塊に比べれば圧倒的にコンクリの量が少ないので、かつてコンクリが高価だった時代には有用でしたが、やはり強度的にこのくらいの高さが限界だし、メンテの頻度で長期的には高コストになるので今はほとんど残ってません。何気にこのダムが日本一高いバットレスダムなのです。でもバットレスダム自体見たの初めてなので大感激。
20190724i2.JPG
 そしてこのダム、真正面は水路なのですが、真正面からもダムを見られるようにイカダが用意されてます!。見るからに危なっかしいものの、正面から撮れるのならば乗る気満々でしたが、どうロープを引っ張ってもこっちに来ませんね。そしてイカダ以前に、手前のはしけからして超不安定でおっかない。
 なので結局、イカダなしでもいい角度で撮れたし、まあいいかと。もしイカダに乗らないと全然見えないようだったらもっと無茶したかも。
20190724i3.JPG
 丸沼ダムはかなり山の中だし、ダム現地ではダムカードは配ってませんが、ちょっと遠くの観光協会 まで行けばダムカードがもらえます。せっかくだからもらいに行きましたが、証拠写真とか見せなくてもアッサリもらえましたね。
 あと、すぐ隣の道の駅 で売ってるダムカレーのクオリティがすげえと思いましたが、残念ながら食堂はもう閉まってました。

20190724j.JPG
 あとは宿に向かいつつ、通り道のダム巡り。しかもどれもダムカード配布ダムなので張り切りますとも。まずは 薗原 (そのはら) ダム。 いつぞや ダムイベントに行こうとしかけて諦めた ダムですね。1965年 (昭和40) 完成。高さ77m。 訪問2度目。

 訪問2度目といっても、前回は時間外でダムカードはもらってなかったので、ダムカードは今回が初。イベントは面白そうだったので次の機会にでも来てみたいかな。あと前回は気付かなかったけど、洪水吐の下に窓があるのがすごいなと思う。発電所?
20190724k.JPG
 続いて 平出 (ひらいで) ダム。1964年 (昭和39) 完成。高さ40m。 訪問2度目。
 今回初めてかと思ったら、上の薗原ダムと同じ日にしっかり巡ってた。見ての通り、表側から見える場所がほぼないダムなので、あまり記憶に残らなかった模様。このあと宿の夕食の時間も押してたので、これ以上いい場所は見つけられなかった。

 あとこのダムでやらかしちゃったのですが、てっきりダムカード配布は 17:00 までかと思ってたら 16:00 までだったらしく、職員さんはすっごい迷惑そうに、でもまあ今回だけねとご厚意で頂けました。ホント申し訳ありません。入口に時間書いてて欲しかった。
 なんというか、かねがねいつも職員さんにわざわざ出てきてもらうの申し訳ないなぁと思ってたし、配布時間に追われてダム見るのが疎かになるしで、やっぱダムカードに固執しだすとよくないなぁと。とりあえずダムカード配布情報を見て行き先決めるのはもうやめようと思いました。現地で「ダムカードあります!」とか掲示されてたら喜んでもらいに行く、くらいのスタンスで。

20190724l1.JPG
 てことで本日のダム巡りは終了。今日のお宿、群馬県は 四万 (しま) 温泉、伊東園ホテル四万 にゴールインです。今回の旅の目的として、たまにはのんびり静かな温泉街に連泊したい、というのがあったので、ここで2連泊しますよ。  この四万温泉、地図を見ると笑えるほどのドン詰まり で、見るからに秘境って感じで一目ぼれしたのですが、僕が知らんかっただけで結構有名な温泉地らしいし、温泉街の奥にあるダム建設のためか、すっごい立派な道路が通ってるのであまり秘境感はないんですよね。適度にこなれた観光地で、でも人だらけではなく居心地がいい。
20190724l2.JPG
 ちなみに今回ここに決めた経緯としては、少し前に、伊東園ホテルズの宿がどこもやたら安いし(1泊2食¥8000程度)アルコール呑み放題までついてて楽しそう、というのを知って、一度泊まってみたいなと思ってたので、系列のホテルがある温泉地を順に眺めてたら四万温泉の存在を知った、という流れなのです。まず伊東園ありき。  初めての伊東園体験の感想としては、この値段でちゃんと温泉旅館らしいサービスを受けられるので十分満足ですが、食事は地元感とかほぼないバイキングなので、そこはまあお値段相応という事で。周りに食べる店がある温泉街なら外で食べた方が旅としては楽しいでしょうね。宿のレビューを眺めてたら 「伊東園の中ではいい方」 というのが多くて気になったけど、他はもっとそれなりなのか。

 でも浴衣でアルコール呑み放題はやっぱいいすね。一人旅の宿の夕食で長時間ダラダラ呑むというのも初めてかも。お酒はちゃんと地元のが置かれてて飲み比べられるのは嬉しかった。

メシログ 7/24(水)

  • 朝食: 上河内SA下り フードコート とんきっき餃子ラーメン (¥800)
    20190724z01.JPG
     サービスエリアのフードコート。宇都宮も近いので餃子推しですが、餃子の専門店はまだ開いてなかったのでラーメンで。有名な餃子の店らしいですがあまり違いは分からず、まあ普通に美味しいです。でも一見ゆずの香りでスッキリしてるのに油がすごくて、朝食にはかなり重かった。
  • 昼食: そば処 瀬戸合峡 岩魚天ざるそば (¥1200)
    20190724z02.JPG
     黒部ダムと川俣ダムの間にある蕎麦屋さん。この近辺は蕎麦屋だらけですね。食べログ眺めてたら岩魚の唐揚げが美味しそうでこの店にしたのですが、舞茸天ざるもかなり惹かれたものの、両方食べるには重いし、おとなしく岩魚天ざるで。
     頼んでから、岩魚天と岩魚唐揚げは別物じゃね? と気づいたものの、岩魚天もしっかり塩味がついてて、つゆにつけずそのまま食べるのが美味しかった。蕎麦も美味しかったしおばちゃんも親切だし、いいお店でした。
  • 夕食: 伊東園ホテル四万 飲み放題付き夕食バイキング
    20190724z03.JPG
     上にも書いた通り、アルコール飲み放題付きのバイキングです。もうちょい地元色があったら嬉しいのですが、まあ贅沢は言うまい。
     地味によかったのが奥に写ってる食事中カードで、食堂の入口で渡されて、テーブルに置いとけばまだ居る事を明示できるので、一人でも安心して料理や酒を取りにいけて楽。2日とも1時間以上ダラダラと飲み続けましたね。
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0) | 旅行記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。