友達と函館&八甲田山スキー旅行3日目。昨日の夜に函館から青森に移動して、今日からは青森編です。朝起きたら岩木山の存在感に圧倒される。
昨日からはレンタカーを借りてるので、1泊くらい車中泊でもいいかという事で、昨夜は 道の駅いなかだて 弥生の里 にお世話になりましたが、まー、5月とはいえ青森だし、まだ車中泊には厳しい予感はしてましたがやっぱ寒かったすね。
一応、2人とも冬用ではないけど寝袋と、僕は災害時用の携帯毛布持ってたのでそれでギリギリ耐えられましたが、友達は夜中にスキーウェア着込んでました。気温はたぶん10℃を割った程度とは思いますが、山間の道の駅だったらヤバかったかも。そりゃ岩木山も八甲田山もまだ真っ白だもんな。
ちなみにレンタカーはホンダフィットでしたが、後席を倒せば大人二人まっすぐ寝られるのなー。コンパクトカーってどれもロクに平らにできず車中泊的には最低なイメージしかなかったのでちょっと見直した。つーても硬いし多少の段差はあるので寝袋だけでは熟睡には程遠いですが、マットまで持ち込めれば連泊もできそう。
この道の駅がある公園、田んぼアート で有名らしいのですが、そのための立派な展望台まで作っちゃった事だし、稲穂がないシーズンも砂利で地上絵を作って楽しませてくれます。すぐ隣を走る鉄道にわざわざ 田んぼアート駅 を新設しちゃうほどの力の入れよう。
早朝すぎて展望台が開いてなかったのでベストアングルからは見られませんでしたが、今のテーマは「惜しまれる人」との事で、美空ひばりさんやら寅さんやらの地上絵が。
さて、八甲田山に行くはずなのに泊まる場所おかしくね?と思ったかもしれませんが、友達の希望もあって弘前城にも行くのです。僕は何年か前に来ちゃってた んですが、弘前城といえば今の季節の桜まつり は超有名なので、2度目でも全然OKですとも!
といっても、もうソメイヨシノは散っちゃってるので、写真とかで有名なお堀沿いの並木はすっかり新緑です。でも満開の頃じゃ市街に近付くのも一苦労だろうし、ちょっとずれたからこそ気軽に来れたんですけどね。一応まだ桜まつりの期間中だし、遅咲きの桜はまだ楽しめます。
というか、弘前城って並木がすごいってだけじゃなく、桜の植物園でもあるようで、ホントいろんな桜が植えてあります。今まさに満開の桜もあるし、赤いのから白いのから桜っていろいろあるんだなぁと。
あとすごかったのが、まつりの期間中なので園内にはいろんな出店が出てますが、出店が今まで見た事ないような本気ぶりでワクワクする!。サーカスだ!サーカスがあるよ!。ずううーっと昔からそのまま使ってるような見た目がたまらん!。早朝でまだ開いてないけど、やってたならぜひ見てみたかった。
てことで弘前城も堪能した事だし、一路八甲田山へ。弘前からも直接山越えで八甲田山へいけますが、レンタカーを借りる時に一応聞いたところ、たぶん一旦青森まで戻ってきた方が楽っすよ との事なので、慣れないレンタカーだし、大人しくそのように。これからスキー場に向かうんだし、もちろん道端には雪は残ってますが、終始広くて快適な道でした。
さあやってきた八甲田山スキー場!。厳冬期は映画で御馴染みのシャレにならない雪山ですが、まあもうGWですからだいぶ溶けちゃってますね。というか 今期の営業は明日で終了 なので、なんとかかんとか滑れるってだけの状態。
しかも今日は気温も20℃近くあって、こんな時期ともなると、もうよほどスキーが好きな上手な人ばかりなので、みんな薄着で滑ってますね。雪も当然溶けかけのジャリジャリなので、やっとボーゲンから卒業しかけた程度の初心者じゃ全然思い通りに滑れんし暑くて汗だくだし、正直ただの苦行でした。スキー好きな友達もだいぶ苦戦してましたな。
八甲田山スキー場は、リフトで何度もすべるような短い普通のゲレンデと、ロープウェイで一気に山の上まで登って長距離を滑るコースとあるのですが、せっかく来たんだからもちろん山の上も行きますよ。
山頂からのコースは2種類あるけどどっちも中〜上級者向けなので、コースの半分くらいはずっとハの字全開のブレーキかけっぱで無様もいいとこでしたが、景色はすごいし、山頂だけあってちゃんと寒いので適度に冷却される分、こっちの方がまだ楽しい。
などなど、まあ下手っぴにはかなりつらいスキーでしたが、友達の方もだいぶキツかったようで、早めに切り上げて今日のお宿へ。有名な温泉地、酸ヶ湯(すかゆ)温泉ですよ!。味わい深い建物。
酸ヶ湯温泉と八甲田山スキー場は5キロくらい離れてますが、八甲田山の上から直接スキーで滑ってくるルートもあるんですよね。レンタカー借りようと決める前は、そのルートで滑ってくるのも楽しそうだねとか呑気に思ってましたが、宿の目の前のこの斜面を見て、ああ、やらなくてよかったなと。
ちなみに、酸ヶ湯温泉や八甲田山スキー場は路線バスも走ってるので、レンタカーでなくても気軽に行けますが、スキー場と温泉の間もバス移動になるので、数時間に1本のバス時間に縛られるとロスタイムが多すぎるという事でレンタカーになりました。荷物も多かったしね。
酸ヶ湯温泉は湯治場として有名になってどんどん拡張されてきた宿なので、迷路みたいになっててワクワクします。探検せずにいられない。長期間療養する人が安く滞在できるように自分で料理するための調理場などもあったり、合宿所みたいでなんか懐かしい。
近所に店とかは一切ないので今回は無難に2食付きにしましたが、食事は野菜中心のとても健康的な感じ。山の宿で刺身が出てくるのは個人的にはあんま嬉しくないのですが、考えてみれば青森市街から1時間もかからないし、海の幸も充分新鮮で美味しい場所なのか。何気に酒盗がとても美味しかった。
せっかく宿に泊まるのだから安心して酒も飲めるし、地ビールや地酒飲み比べとかもあったので楽しく過ごしましたとさ。
あと温泉もよかったなぁ。有名な千人風呂 にももちろん入りましたよ。露天とか景色とかはないけど、広くて木に包まれててとても居心地がいいし、一見熱そうな見た目に反してそんな熱くもないのでまったり入ってられる。
千人風呂は混浴なもんで、そういや混浴って初めてだしちょっとドキドキしますが、女性専用の時間や別途男女別のお風呂もあるので混浴時間に入ってくる女性はほぼ居ないし、居たところで男女のエリアは明確に分けられれてて入り混じる訳でもないので、特に何の感慨もなく。
2019年05月05日
函館さんと八甲田さん3日目
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0)
| 旅行記
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