函館に来ちゃいました!(15年ぶり4度目)。
毎年、2〜3月あたりに九州の友達がスキー目当てにこっちに遊びに来るのですが、今年は時期が遅くなったので春スキーのできる八甲田山に行こう!、だったらついでに函館にも行こう!、そうしよう!、といった流れで決定。昨日東京で合流して夜に函館到着、今日から観光開始。
写真は夜景でおなじみの函館山ですね。昨日泊まった宿、ペンション表参道 の前からの風景。「表参道」 とか言ってるし坂の上に鳥居もあるし、もしかして函館山全体がご神体なのかと思ったら別にそうではなくて、坂の上に 護国神社 があるようです。いい旅になりますように、まずはお参り。
坂の上、護国神社の鳥居からの眺め。画になる街だなぁ。道が広くてまっすぐな坂の町というのも珍しいですね。まだ早朝で観光施設は開いてないし、まずは坂の上をぶらぶら散歩と洒落込みましょう。
そういや宿の近所に朝食が食べられそうな店もなかったのでコンビニ飯で済ませましたが、せっかく北海道なんだから セコマ 行きましたよセコマ。さっそくガラナを飲んでご満悦。
函館山のふもとには歴史ある教会や、その他レトロでいい雰囲気の建物がたくさんあります。道路も石畳だったり、散歩してて飽きません。
函館が舞台の物語なら大抵出てくる代表的な風景、八幡坂。この辺りをゆっくり散歩するのは初めてなのですが、教会や街並みといい、こんな見どころだらけとは思ってなかった。坂の上にはこの写真を撮りたい人がわんさか溜まってます。
旧函館区公会堂。これまた歴史ある素敵な建物なのですが、残念ながら大規模工事中。まあでも、むしろ今しか見られないレアな風景ですから、これもまた思い出。
その下の 元町公園 にて、函館四天王像。函館の発展に尽力されたすごい方々なのですが、なんかもう、四天王という単語が面白ワードにしか思えなくて つい最弱は誰なのか とか考えてしまってホントごめんなさい。
それはそうと、この元町公園からの景色がまた素敵でしてね。もし近所に住んでたら毎日来たいくらい。
さらにその隣、旧イギリス領事館。ちょうど9時でオープンしたところだったので見学させていただきました。他にも近くに旧ロシア領事館とかもあったり、この辺は本当に見所が多いので、また機会があれば1日がかりで観光したい。
そういや最近、毎朝近所を散歩をするようになってからマンホールを嗜むようになったのですが、函館はなかなか凝ったデザインマンホールが多くていいですな。楽しいデザインのもいいですが、レトロな町並みには左上みたいな古風で無骨なのもよく合う。
てことで、もうすでに結構歩いてますがまだまだ序の口。いろんな施設がオープンし始めたので今日の本命、五稜郭 にやってきました。函館は今まさに桜が満開!。桜の名所とは聞いてたけど、ここまでものすごい植えっぷりとは思ってなかったのでホント圧巻。
反対側を向いてもこんな!。どこまでも桜!、桜!。城郭の外側の植えっぷりが本当すごくて、もはや呆れるレベル。よくもまあこんだけ植えたもんだよ。長い桜並木は見た事あっても、こんな範囲が広くて徹底的に桜だらけなのは見た事がない。
城郭の内側はこんな感じで、外側よりはおとなしめ。こんな絶好の満開にGWまで重なってても、見所が広範囲すぎるおかげで人はまばらでまったりお花見できるし、ホント最高のお花見スポットですね。地面も一面タンポポで綺麗だったな。
ちなみに、上の写真にそびえ立ってる 五稜郭タワー に登れば五稜郭の星型が桜にまみれてるのが見られるのですが、そっちはさすがに大人気で90分待ちとかだったので、このあと見たいものもたくさんあるし、今日は諦めた。
函館といえば函館ローカルのハンバーガーショップ、ラッキーピエロ もぜひ食べたかったのですが、やっぱ今日はこうなりますよねー。お店はあちこちにあるので、どこか比較的行列の短い店があったらいいな、くらいの淡い期待だけしとこう。
続いてはまた函館山の方に戻ってきて、赤レンガ倉庫群。中は全部お店に改装されてる一大観光スポットです。ここにもラッキーピエロはありますが、一番人が集まる場所だし、まあ並びたくないすね。
せっかくだし船で港めぐりもしたかったのですが、GWだしてっきり混んでて無理かと思ってたらアッサリ乗れましたよ。大型の遊覧船もあるのですが、今回は 小型ボートの方 にしてみた。
船の前半分にフードがついてますが、つまりそのくらい派手にしぶきがかかります。船頭さんの後ろの席に座ろうとしたら頑なに 「いやあーやめた方がいいよ?」 と止められて諦めましたが、降りる時見たらやっぱ濡れてましたね。
ボートが海に出ると、遊覧船 もまもなく出航しそう。正直な感想を言うと、今回乗ったボートもスピード感があって体験としては面白かったけど、しぶきとフードで周囲はよく見えないし船頭さんも何もアナウンスしてくれないので、写真撮りたいなら遊覧船のほうがいいですね。コースはどちらもだいたい一緒。
ボートから港を見てたら、いつぞや見学したナッチャンさん じゃないですか!。お久しぶり!。そういや函館が母港でしたね君。
赤レンガのお店を一巡りしたら、せっかく車も運転しない事だし、昼から一杯やりますか。はこだてビール で地ビールの飲み比べです。赤レンガにもビアホール があるのだけどそっちは普通にサッポロビールなので、そんなら地ビール飲める方に行きますわな。
ここもてっきり人気で満席かと思ってましたが、ランチにしては遅い時間だし、昼間から飲む人もそう多くもなかったようで空いててよかった。夜に来たら無理だったろうな。
料理もいかにも北海道!って感じのメニューで嬉しいですが、羊の唐揚 ってのが今までその発想はなかったけど美味しかった。自分でも作ってみよう。
続けて 青函連絡船、摩周丸。僕は2回目。青函連絡船はこの摩周丸、青森の八甲田丸、お台場の羊蹄丸と見学しましたが、摩周丸は函館港の展示船という事もあって、洞爺丸事故 についてすっごい詳しく展示してるんですよね。前回来た時もついじっくり読みすぎて怖い思い出ばかり残ってしまったものですが、やっぱまた読んでしまったよ。怖いわー。
という事でいっぱい遊んだ事だし、そろそろ日も傾いてきましたが、函館の夜といったら夜景ですよね。ロープウェイで函館山 に登りますよ。
もうすっかり陽も長いし、せっかくだから夜景だけでなく昼の眺望も見たかったので明るいうちに登頂。おお!すごい!北海道の形が手に取るように見えるよ!(ちがいます)(お約束)。
そしてそのあと、2時間くらいひたすら待ちますが、待望の夜景でございますとも!。やっぱ地形が面白い場所は夜景も面白いですね。北海道の形が手に取るように(しつこい)。
なお、さすがGW真っ盛りですからね、周囲はこんなですよ。おまけに春とはいえさすが北海道、さらに山の上なので、気温は普通に一桁台で風がビュービュー吹きます。人混みは鬱陶しいけど同時に風除けでもあるのでお互い我慢。ロマンティックのロの字もありません。
この写真は展望台の一番眺めがいい場所なのでこんな惨状ですが (上の明るい写真はここから) 、展望台の横の公園からなら比較的空いてるし景色も大して変わらんので (下の夜景の写真は公園から)、みんな意地を張らずに公園から見ましょうね。
そして当然、帰りはこうなります。花火大会とかみたくみんな一度に帰る訳でもないのにこの行列。ロープウェイ往復で買っちゃったのでもう並ぶしかない。でもロープウェイは休みなしで全力で往復してるので列はどんどん進むし、並んでる間も夜景が楽しめるのでそんな苦でもなかったですけどね。
無事山から下りたら、あとは飯食って宿に帰るだけ。祝杯は昼にあげたし、もう歩き疲れたので、夜はさくっとラーメンにしましょう。函館らしく塩ラーメンを食べたいところですが、行列の店に並ぶほどの情熱もないので、ふと目に止まったお店 にぶらりと。
メニューの塩ラーメンの見た目がシンプルすぎて寂しかったのでイチオシのチャンポンにしましたが、確かにメニューに辛いマークはついてたけどガチで辛い!。でもうまい!。「当店の辛さ普通は唐辛子3本です」 とか書いてあったけどホントに入ってるなコレ。翌日のトイレが、すごく、すごかったです。
あと、これまたイチオシの春巻が美味しかった。卵で巻いてあるみたいな事が書いてあったけど、卵だけなのかねこれ。皮のような卵のような不思議な味。具も普通の春巻きとはだいぶ違って野菜みっちり。あれはぜひまた食べたいなぁ。
2019年05月03日
函館さんと八甲田さん1日目
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0)
| 旅行記
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