そういや言ってませんでしたが、4日からスマホ壊れてるんですよね。本体は生きてるぽいけど液晶が死んだ。仕方ないので予備で持ってた nexus7 に SIM 刺してネットはなんとかなってますが、nexus7 は FOMAプラスエリアを拾えないから山の中が超弱い。今日はちと困ったよ。あと LINE の移行してないから当面使えません。アレ1台でしか使えないのホント不便。
さて朝から順を追って。まずは 祖谷峡といえば小便小僧!。崖っぷちです!
四国の代表的な観光地の1つ、祖谷峡、その中でも代表的なビュースポットのはずなんですが、ここまで来る道は超狭くてボロいし、駐車スペースもほぼない。まー、一応GWのはずの今日ですら道中2〜3台しかすれ違わないし、他に居た車も1台だけだったので、これ以上整備する必要もないんだろうけど。
ちなみに、今日は香川側から県道で直接祖谷峡に向かったのですが、そのルートが特にキツイぽいですね。大歩危峡側から行けば比較的マシ。比較的だけど。
そして 祖谷峡といえばモノレール!。なんでか知りませんが流行ってるみたいで、祖谷峡には2箇所あります。モノレールと言っても、よく みかん農家の方とかが荷物運びに使ってるアレ を強化したくらいの物ですね。
見た目もこんなですし、お子様向けみたいですが、物珍しすぎて割と大人も乗ってしまうぽいので、気にせず乗りますよええ乗りますとも。朝イチ過ぎて他にほぼ客も居ない事もあって全然平気。というか今日はこれを楽しみに来た! 乗車中。おそーい!。たーのしー!。でも下り坂はえらい角度に前傾するのでちょっと怖い。
ちなみに、これは2箇所あるうちの短い方、8分くらいでちょっと景色のいいところを巡りますが、もう片っぽの方はまた後で。
さらに 祖谷峡といえばかずら橋!。何気に祖谷峡って観光要素多くね?
ちなみに今更ですが 「いやきょう」 ですからね。「そやきょう」で変換しても出ませんよ。 かずら橋は名前のとおり、かずらを編んで作った橋で、この角度で見るとまあ、ディズニーランドとかにありそうなファンタジーな橋に見えるんですけど。 床が洒落にならんのですわ。さすがに人が落ちるほどの隙間ではないけど、とてもじゃないけど手すりから手を放す気にならない。結果的に皆、右手にカメラを持つために左の手すり握って左側に立ちたがるので、左に傾いて余計怖い事に。上の写真も微妙に斜めってる訳じゃなくて、橋が傾いてるんですからね?
かずら橋を堪能したら、さらに道を進んで奥祖谷へ。祖谷はまだまだ続きます。
祖谷に入ってからというもの、山の斜面の、何でそうまでしてそこに住んだんですかね? って場所の集落がいっぱいあります。中を通ってみたいなと思いつつも、余所者が興味本位で入っても迷惑だろうし遠慮してたら、なんと わざわざ集落を見るための展望台が!。その発想はなかった。
落合集落 という歴史ある集落で、今は古い家屋や街並みを保存して宿などにして観光地にしてるらしい。観光客を待ってたタクシーの運ちゃんに教えてもらいました。
奥祖谷にある、もう一つのモノレール。最初のとは違ってこっちは上級者向けですね。なんと70分ずっと乗りっぱなし!。しかも景色はずっと森らしい。なんで作った!。なお、さすがにそこまで時間余ってなかったし、8分ので十分堪能したので、こっちはパスで。通り道なのでせっかくだから寄っただけー。
ちなみに、なんでこんなモノレールとか知ってるかと言うと、まあ、やっぱデイリーポータルZなんですけどね。面白いなぁこの人たち。
通り道の集落では かかし祭り をやってました。ただ、かかしといってもちゃんと人の形をしてて服も着せられてるので、遠目には人にしか見えません。この写真の人っぽいのぜんぶかかしですからね。車で通り過ぎただけなんですが、正直な感想を言うと、ちょっと怖いです。夜に何も知らず通ったら怖かろうなぁ。
そして奥祖谷にも、もう一つのかずら橋 が。もう一つというか、こちらはペアなので、今日一日で3度もかずら橋を渡った訳ですね(渡らないという選択肢はない)。基本的には最初のと同じ造りで、やっぱ床もスカスカですが、こちらは床の木が比較的太いのと、補強用のワイヤーとかがちょっと見えちゃってるので、少し安心感。 こちらのかずら橋には、橋を往復2度も渡りたくない人のために?、もう一つの選択肢、野猿 という乗り物が。動力はなくて、前半は重力、後半は自分でロープを引っ張って動かします。
だがしかし、てんとう虫モノレールに乗っておいて今更ですが、これに一人で乗るのは心がキツいんですよ。モノレールは係員さんに挨拶するだけだけど、これは対岸で待ってるご家族やカップルに直接笑顔で手渡ししないといかんので、それが我ながら痛々しくてパスしてしまいました。ヘタレめ。 さて次へ。奥祖谷を最後まで極めると、そこには 名峰、剣山 が待っています。行くまで知りませんでしたが、西日本で2番目に高い、標高1955mらしいですよ。で、その 1750m まではリフトで行けてしまうので、2時間ほど時間と余力があれば頂上までも行けてしまいます。
でもここで体力を使いたくはないし、さすがにTシャツサンダルとかではないにしろ、周りはちゃんとした装備の人ばかりの中、普段着とスニーカーで登るのは気が引けたので、少しだけ、おそらく1800m くらいまでだけ登ってきました。 標高たぶん 1800m くらいからの景色。こんなところまで来られると思ってなかったよ。見どころだらけで楽しい一日だった。
でもこのあと、徳島市まで抜ける道もやっぱり離合困難な道と集落ばっかなんですけどね。
ということで四国編も今日で終了。南海フェリー に乗って和歌山へ。
せっかく船に乗るのに真っ暗な時間ばっかなのはちょっともったいないんですが、限られた昼間の数時間を観光するか、船に居るか選べと言われれば観光したいので、結局、夜に船に乗るパターンになっちゃいますね。 しっかし、行きに徳島港で船を見かけた時にも気になってましたが、オリジナルキャラをこれでもかと押してきますね。高野きらら/阿波野まい ちゃんだそうです。深夜の便なので売店は閉まってましたがグッズもたくさん。船体にまでがっつり描くぐらいだもんなぁ。意気込みが違う。
メシログ 5/7(日)
- 朝食: 道の駅たからだの里さいた (開店前) 持参したカップそば
- 軽食: やま里? (西祖谷かずら橋近く) でこまわし (¥300)
この辺の名物の郷土料理。いもや豆腐のみそ田楽なのですが、この店のは自家製のゆず味噌が絶品でした。上からそばだんご、じゃがいも、豆腐、こんにゃくで、この豆腐が硬く締まってて美味いんだけど、岩豆腐 っていう名物だそうな。見つけたらぜひ買いたい。
それはそうとこの店、でこまわしで検索すると結構な率でこの店の写真が出るのに、正しい店名が分かりません。僕も店の写真は撮ってたけど、店名らしき表記が一切ない。リンクの記事も案内板から推測してるような感じだし。 - 昼食: 丸石パークランド (奥祖谷かずら橋入口) ぶっかけそば (¥650) 祖谷の食堂やお土産屋では基本的にそば推しです。しかも僕が好きな、黒くて太くて硬い田舎そば (例:山形板そば) が主流ぽいので、これは期待。ここの店のは結構やわめでちょっと期待とは違った感じでしたが、お土産で買ってきた太っいそばはなかなか好みでした。
- 夕食: 上板SA上りフードコート 黒の徳島ラーメン (¥850)
SAなら無難に御当地メニューが食べられるだろうと思ってましたが、またしてもSA内のうどん屋だけ、しかもこのSAのメインレストランなのに15時で閉まってて意表を突かれた。うどん屋閉まるの早すぎ!
仕方ないのでうどんは諦めて、フードコートにて、先週カップ麺でションボリした徳島ラーメン の本物を食す。具沢山だなぁ。 - 軽食: 上板SA上り売店 マンマローザ (¥140) 徳島ラーメンを食ったあとに売店をブラブラしてたら美味しそうだったのでデザートに購入。しっとりした食感で好きだなコレ。東北民が例えるならば ままどおる 。一緒に買った季節限定?のいちご味が素晴らしく美味かった。
旅のきろく 5/7(日) 晴れ
- 走行距離: 227.7km (計1295.6km) + フェリー 約56km
- 駐車: 西祖谷かずら橋駐車場 ¥510 (1回)
- 高速料金: 徳島道:美馬 〜 徳島 ¥900 (休日割引:通常¥1280)
- 南海フェリー: 徳島 〜 和歌山 ¥7600 (車両4m未満+運転手)
- 入浴: 天然温泉 えびすの湯 ¥500
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露天あり、ロッカー無料、シャンプーあり、ドライヤーあり。
ザ・どこにでもある普通に便利なスーパー銭湯。メシも食えるし、何の心配もなく使えます。GWの最後の夜だし、地元のブラっと遊びに来た感じの人で賑わってましたね。 - 宿泊: 道の駅みさき
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朝食不可、車で数分圏ににコンビニあり。
洋式トイレあり、シャワートイレあり。
今年の4月にオープンしたばかりの道の駅、なんですが、そこそこ市街地なせいもあってか、ヤンキーの溜まり場になってましたね。絡んでくるほどタチ悪くはなかったですが、スケボーとか笑い声とかうるさいし、気が気じゃなかったよ。到着するのも遅かったし、とにかくさっさと寝たかったので耳栓して寝たけど、そうじゃなきゃ他の場所を探してた。
施設としてはできたてだけあってトイレも豪華でキレイだし、車道からは遠くて車の音は気にならないし、いい場所でしたけどね。