九州と四国の最短距離を最安で結ぶフェリーなのですが、さすがGWだけあって予約しないと乗れなそうだったので予約しといて正解だったよ。港は当日枠待ちの行列で大わらわでしたな。
昨日は大学時代に住んでた馴染みの街、福岡県は飯塚市で友達としこたま飲んで泊まったので、今朝はそこからのスタート。福岡、大分を南下しつつ、フェリーが出る佐賀関を目指します。これといってすごく見たい場所があった訳でもないのですが、ネットで調べてたら楽しげな場所をいくつか見つけたので寄っていきました。
まずは福岡県は行橋市に見つけた 掩体壕。戦時中に飛行場の飛行機を隠していた格納庫ですね。戦時中、この場所には飛行場があったそうですよ。
いかにも頑丈そうなコンクリの塊ですが、さすがに爆弾が直撃したら無理らしいですけどね。でも今でも平気で残ってるんだから十分頑丈ですな。
で、その飛行場は、今は 空自の築城基地 になっています。F-2 が並んでますな。
GWにイベントでもあったらちょっと嬉しかったですが、ここの航空祭は毎年秋にやるようなので、今日は静かなものです。でも基地を見渡せる公園には結構人がいて、ちょくちょく聞こえてくる話し声からすると、今日岩国でやってる航空祭に向かってこの基地からも飛んでいくのを待ち構えてるらしい。ちょっと見たい気もしたけど、今日は観光優先。
次に行ったのは 中津城。ドラマは見てませんが黒田官兵衛のお城ですね。現存ではなくコンクリ城ですが、露骨にサッシとかは見えないようにしてるし、見た目はとてもカッコよくて好き。
続いて 宇佐神宮。宇佐市は町のあちこちで 「USA にようこそ!」 とかネタにしてる楽しい街ですが、さすがに神宮では USA ネタは見かけず、厳かな雰囲気でした。日本各地にある 「〇〇八幡宮」 の親玉なんですよ。何気にすごいのです。 途中の階段の雰囲気がよかったなぁ。人は多いっちゃ多いんだけど、広いのであんま混んでる感はなくてよかったです。 全く調べずに行ったのですが、このGWは普段見られない御本殿(この建物の内側)が公開されてるとの事だったので、せっかくですから拝観させていただきました。さすがに内側は撮影禁止でしたが、興味深い造りの建物だったなぁ。
本当はこのあと国東半島を一回りしたかったのですが、昨日飲み過ぎて今朝のスタートが大幅に遅れたので、あとは別府で温泉に入って佐賀関に向かいました。入った温泉のすぐ近くに 別府を一望できる展望台 を見つけたので行ってみたら、本当にいい眺めだった。
そして冒頭の国道九四フェリーで四国へ行くわけですね。どうよこのミッチリっぷり!
全長79m、1000トン足らずのちっちゃいフェリーなんですが、去年就航したばかりの新造船らしく、船内もスマートなデザインだし、スマホやPC向けのコンセントもアチコチ用意されてるわ WiFi まで使えるわで、イマドキの船って感じでしたね。
メシログ 5/5(金)
- 朝食: ホテルニューいいづか 和朝食 (無料)
予約しておけばちょっとした朝食が無料でいただけます。二日酔い気味で食欲がまるでなかったので半分くらい残しちゃって申し訳なかった。 - 昼食: 文福 (宇佐神宮参道) カラ・てん定食 (¥1080)
本当は中津城のあたりで中津からあげでも食べるつもりだったけど、沿道によさげな店もなくて結局宇佐神宮まで来ちゃったので、神宮の参道入口にある、昔からやってそうなみやげ屋兼食堂で遅めの昼食。
唐揚げは中津だけでなく宇佐名物でもあるらしいので、唐揚げととり天の相盛り、さらにはだんご汁と高菜めしまで付いてる欲張りセットで。正直、普通の唐揚げとの違いはよく分かりませんが、むしろ高菜めしの方が嬉しかった。 - 夕食: みょうばん・湯の里 売店 いもまんじゅう (¥150) 昼食が15時過ぎだったので腹は減ってないし、温泉の食堂ももう閉まってたので、売店の地獄蒸しでも食うことに。いろいろ蒸されてたけど、イモ饅頭が気になったので食ってみた。中はホント芋ミッチリでうまいなコレ。
- 夕食: 別府湾SA下りフードコート 天ぷらおにぎり (¥230) かじった写真ばっかですんません。SAのイチオシ料理としてはとり天かカレーなんだけど、やっぱまだ腹は減ってないので、軽食コーナーで見つけた変な一品、天ぷらおにぎりにチャレンジ。カラッとした方じゃなく、さつま揚げ的な意味の天ぷらですね。おにぎりの中まで油ぎったりしてる訳でもなく、なかなか美味かった。
旅のきろく 5/5(金) 晴れ
- 走行距離: 199.1km (計689.6km) + フェリー 約31km
- 駐車: 宇佐神宮駐車場 ¥400 (1回)
- 給油: 137 x 17.69L (大分道:別府湾SA下り)
- 高速料金: 大分道:別府湾SAスマート 〜 東九州道:大分宮河内 ¥610 (休日割引:通常¥870)
- 国道九四フェリー: 佐賀関 〜 三崎 ¥6650 (車両4m未満+運転手 ネット割引5%)
- 入浴: みょうばん・湯の里 ¥600
-
露天あり、ロッカー無料、シャンプーあり、ドライヤーあり。
高台にある見晴らしのいい露天風呂で、硫黄臭が強くて白濁した、いかにも効きそうなお湯。一見するとほったて小屋みたいな建物しかないので、もしやロッカーとか何もない系の温泉かとも思いましたが、一応ロッカーとかドライヤーはあります。でもシャワーはなかったり微妙に不便。
メシ屋もあるんだけど、17時に閉まるので夕食は無理。 - 宿泊: ムーンビーチ井野浦キャンプ場
-
朝食不可、近所にコンビニなし。
洋式トイレあり、シャワートイレなし。
フェリーが深夜の便なので、できるだけ三崎港の近くの寝られそうな場所を探したところ、すぐ近くにキャンプ場を発見。道の駅は20kmくらい先なので助かる。地図だと超狭そうな道に見えますが、センターラインもある走りやすい道路です。
キャンプ場といっても予約や料金などは必要ないようですが、GWでもまだオフシーズン扱いらしく、トイレの鍵とか閉まってて焦ります。が、バリアフリートイレだけ唯一開けてくれてるようなので、ありがたく使わせてもらいました。
立地としては海ぎわの景色のいい場所で、他にも3組くらいテント張ってる方がいました。今回は残念な天気だったけど、晴れてたら気持ちよかろうな。