2016年08月18日

まじこと青森5:北東北鉱山巡りと謎の橋

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 まじこ(愛車) と青森、今朝は十和田湖の近くからスタートです。ああ、いい天気だ。台風が昨日でホントよかった。今日だったらいろいろと予定が狂いまくってた。
 実家でダラダラしてた分も含めてもう9日目だし、そろそろ家の観葉植物や熱帯魚の皆さまが限界のはずなので、明日で帰ります。なので実質的な観光は今日で最後。

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 発荷峠展望台 から見渡す十和田湖。ホント観光日和だな。少し時間に余裕があったので湖を一周しようかとも考えたけど思いのほか時間がかかりそうなので、今日は乙女の像とかこことか、十和田湖の定番スポットだけ見て去った感じ。
 それはそうと、乙女の像のすぐ近くの十和田神社に行ってみたら神主さんが唐突に爆音でサイレン鳴らし初めて何事かと思いましたが、最近よくクマが出るんだそうな。このあと行った先々でも皆揃ってクマがークマがー言ってたので、今年は多いみたい。

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 で、十和田湖のあとは今日の、というかこの旅のメインイベントのひとつ、尾去沢鉱山 です。「おさりざわ」と読みます。オキョでもオコでもないですよ。何気に北東北には鉱山跡が多いので、今日は鉱山跡めぐりです。もはや青森じゃないけどな。
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 尾去沢鉱山は完全に観光地化されているので、観光用の坑道を巡ります。観光用といっても実際に採掘してた坑道なので、なかなかの大迫力。ここの鉱山では主に上向きに掘っていくんだそうで、縦方向に広い空洞がたくさんあります。上にドリル向けるのってなんか怖いな。
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 坑内にも事務所とか食堂とかあったらしいんですが、建物の周りが素掘りのままなのでなんか面白い風景に。SF映画やゲームとかに出てきそう。
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 とか思ってたらこんな部屋もあったりして、苦労して建てられた方にはタイヘン申し訳ないのですが、どうしてもRPGの道具屋か何かにしか見えません。
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 他にも坑内見学は非常に充実してたのですが、外にもかつて使われてた選鉱場とかがそのまま放置されてて、廃墟とか巨大建造物好きにはたまらない感じ。

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 尾去沢を後にして、次の目的地との間に八幡平があったので、せっかくだから山頂越え。広い道路で難なく抜けられます。ああ、晴れてるっていいな。山が青い。

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 そして鉱山跡もう一つ。八幡平の東側の中腹にかつてあった、松尾鉱山 です。こちらは観光地化されてないし、もちろん敷地に勝手に入っちゃダメだけど、道路から眺めるくらいは黙認されてるみたい (ただし道路も管理放棄されてて危ないので、何が起きても自己責任)。
 鉱山らしい建物とかは残ってないのですが、鉱員さんたちが住んでた団地はそのままの形で残ってて、高原に団地がならんでる景色はとても不思議。
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 松尾鉱山は主に硫黄を掘ってたらしいけど、山奥で掘った鉱物はロープウェイで麓まで運んでたそうな。この写真の真ん中の釣りカゴね。麓の資料館 にあった当時の写真では、4列のロープウェイで大量のゴンドラが空を行き交っててすごい事になってた。

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 そのあとは予定より時間が余ったので、少し遠くの松川温泉というところまで行ってみたのだけれど、温泉にあった周辺の観光マップを見てたら、 「松川大橋、景色がいい、道路はここで行き止まり」 とかよくわからない事が書いてあったので、行ってみたらホントに突然行き止まりで笑った。
 この先の登山道に向かうためだけの橋らしいのだけど、なんでこんな大っきな橋にしちゃったのかすごく謎。ここまでの道路は1車線なのに橋だけ2車線だし。

メシログ 8/18(木)

  • 朝食: 持参したカップラーメン
  • 昼食: 八幡平山頂レストハウス 源太カレー (¥850)
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     うん!カレーですね!。源太ポイントがどこなのか結局分かりませんでしたが、地元の名士なのかな?。こってりスジカレーで好きな味でしたが、さすがの山頂価格だなぁ。なお、他のメニューは山菜そばとか無難なのばかりです。
  • 夕食: 岩手山SA上りレストラン 佐助豚みそ焼き丼 (¥980)
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     ああ、もう帰りの高速に乗っちゃったよ。あとはずっとサービスエリアメシです。牧場とか山の幸が多い所だけど珍しいメニューもなかったので、普通に美味しそうなブランド豚丼にしといた。最後に肉の方が余るほどの肉大盛りで大満足。
  • 軽食: 前沢SA上り売店 南部チップス (¥378)
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     南部せんべいを揚げてチーズ味にしちゃったらしいですよ。カレー味もあったけど予想がつきすぎるのでチーズにしといた。まんま南部せんべいの厚さと密度なので、普通のチップスよりえらい腹にたまります。

旅のきろく 8/18(木) 晴れときどき曇り

走行距離: 362.3km (計1981.6km)
  • 給油: 125 x 18.25L (秋田県小坂町)
  • 駐車: 十和田湖休屋北駐車場 ¥500 /日
  • 駐車: 八幡平山頂レストハウス駐車場 ¥500 /日
  • 高速料金: 東北道:松尾八幡平 〜 東北道:長者原SA (車中泊)
入浴: 松川温泉松川荘 ¥500
露天あり、ロッカーなし(フロント預け)、シャンプーあり、ドライヤーあり。
 いやあー、いいお湯でした。八幡平の麓にはもっと近い温泉もいっぱいあったのだけど、露天風呂の写真にすごい惹かれたのでちょっと遠いけど来てみました。
 内湯と露天が別で一旦服を着ないといけなかったり、内湯にも洗い場にシャワーがなかったり、ちょっと不便なとこもありますが、底にどろっと湯の花が溜まったぬるめの露天風呂が居心地よすぎて、1時間近く浸かってましたな。おかげでその後2日くらいは身体から硫黄臭が。あとその日の服やタオルは洗濯してもまだ硫黄臭い。
宿泊: 東北道:長者原SA上り
朝食可(フードコート24時間)、売店も24時間。
洋式トイレあり、シャワートイレあり。
 さて最後の車中泊。サービスエリアでの車中泊は、いかにトラックが来ない場所を予測するかにかかってますが、今日はいい場所を取れたと思ってたら、寝ようとした瞬間にエアコン厨が横付けしてきやがった。他にいくらでも空いてるのになぜ並べて停めるよ死ね!。エンジンだけならまだいいけど、エアコン音は定期的に鳴るから本当ムカつくのです。でも一度寝る準備しちゃうと車動かすのもおっくうだし、カーテンの隙間から睨みつつ出てけ波動を送ってましたが、無駄なので耳栓してフテ寝しましたとさ。
 と、この施設自体は24時間営業だし素晴らしいのですが、結局は運次第なんですよな。
posted by ひこざ at 23:39| Comment(0) | 旅行記
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