激動のメダカテラリウム
まずは悪いお知らせから。去年から飼ってたメダカさんは一旦全滅しました。去年9月に10匹でスタートして、今年の春先までは脱走死した1匹以外は元気だったのですが、初夏から秋にかけて少しずつ脱走やら謎の変死やらで、3匹まで減ってたんですな。で、残った3匹が全部メスなので、このままでは全滅を待つだけだし、新しく5匹を増員したんですが、この5匹が1週間経たずに全滅。そのあと1ヶ月くらいで残った3匹のメスも少しづつ減って、とうとう全滅してしまいました。すまぬ。すまぬ‥‥。
さて考えよう。何が悪かった?。毎日エサやりながら眺めてましたが、白点とかヒレ腐れとか、分かりやすく病気の症状はありませんでした。死因は脱走死か、数日前くらいから弱りはじめて衰弱死です。飼ってから半年以上は全く問題なしで、春から少しづつ減り始めました。同居人のエビさんは夏にだいぶ減ったんですが、メダカ5匹と同時期に増員した7匹はすこぶる元気です。
ということで結局よく分からないんですが、以下が怪しいんでないかと。
- 上手に育てれば3年くらい生きるらしいが、自然界のメダカの寿命は1年程度。どちらかといえば放任だし、過密気味でもあるので、1年飼っていれば寿命の物も出てくるかと。
- 元々過密気味だった上に、夏場の水温上昇でストレスがピークに?。水温は真夏でも冷却ファンで30℃は越えないようにはしてた。
- 飼ってから半年以上安定してたので考えもしなかったが、夏場の水温が高い時期はエアレーション (泡ぶくぶく) が必要だったのかも?
- 増員5匹が1週間足らずで全滅したのは、環境変化のストレスに加えて、先住のお姉さま方の苛烈なイジメのせい?
熱帯魚水槽
9月に始めた熱帯魚水槽です。白い玉は来週からの長旅に備えて旅行エサのお試し中です。一見変わってないようで、モスもだいぶ茂ってきたし、だいぶ水草に貫禄が、というか茶色くなってきたような。まあ、本気で水草を育てるなら二酸化炭素の添加とか、もっと真面目にやらないといけないので、そこまでしないならこんなもんと思いますが。
でもあまり茶色いのも見苦しいので、茶コケ駆逐の鬼才、オトシンさん投入です。この個性的な風貌!。そして必死すぎるエサの食い方!。吸盤みたいな口でビクビク震えながら葉っぱやガラスのコケ吸い取ります。そして近くにあるものは何でも吸いに行くので、一緒にエサ食ってるコリさんもドサクサでしょっちゅう吸われては 「いやあん!」 と逃げます。悪いけどちょっと面白いです。
おかげで茶コケが減ったか、と言われるとあまり減ってないのですが、最初の数日は劇的に減ってたので、単に市販のエサを食べるようになったらコケを食べなくなっただけ の気がします。世間のオトシンさんは市販のエサを食べてくれずに餓死する事も多々あるようなので、素直に食べてくれるのは喜ぶべきですが、たまにはコケも食ってくれるとありがたいです。
その他の方々は、ネオンテトラ5匹、コリドラス2匹、ミナミヌマエビ4匹とも一応元気、というかエビさんは買った時から卵持ちだったので倍ぐらいに増えました。どうするよコレ。
「一応元気」、というのは、なんか当初から病気っぽい見た目の症状が散見されては薬入れたりしてるので、なんとか維持できてる、という感じだから。
ネオンテトラにワタっぽいのがついてたり、コリドラスやオトシンの節々が赤かったりフラフラしてたりと、総合すると細菌系の病気ぽいのですが、常在菌に負けるって事は要は環境が悪いって事なので、底掃除したり水変えしたり、でもそうするとまたゴミが舞ってさらに元気がなくなったり。いったいどうすればいいのよ!って事で根本的な打開策2つ。
- ろ過システムみなおす
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そもそも、だいぶ経った割には常に水中のチリが多いなと感じてたので、ろ過システムの見直しから。
現在のろ過システムは底面ろ過から外掛けに直結。外掛けろ過器は単に 「水を持ち上げてフィルタを1枚通すだけ」 なので、スペースの割に効率悪いなと思ってたので、以下を参考に大幅強化。 それと、水槽内の水吸い込み口に付いてるスポンジは、前から 「これって水槽内にゴミを留めてるだけじゃね?」 と思ってたので調べてみたら、やっぱり 「稚魚が吸い込まれない」 以外の利点はないぽいので、外してみた。そいたら水中のチリがあっというまに無くなるわ、スポンジに触るたびゴミ撒きちらさないわで大改善。でも数週間後、ろ過器の中から小エビを保護したのはご愛嬌。 - エアレーション
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水槽の中でぶくぶく空気出すアレです。魚も水中の酸素を吸って生きてる訳で、水中の酸素が足りないと酸欠で死んでしまいます。水中の酸素は主に水面から溶け込みますが、水に動きがないと水槽全体に酸素が行き渡らず、部分的に酸欠になります。あのぶくぶくは 泡で酸素を溶かすというよりは、水槽内に水流を作り、水面を波立たせてより多くの水を空気に触れさせる事が目的 なのです。
おまけに、水を綺麗にしてくれるバクテリアは好気性なので、酸素量が多い方が活発になります。いいことづくめです。
で、前からあるメダカ水槽の方は、常に上の階から水が落ちてくるので、自動的にぶくぶくと同じ効果があったのですが、熱帯魚水槽は水流がほとんどないので、エアレーションしないとダメみたい。ろ過器の水を全力で流し込むという手もあるのだけれど、それだとかきまぜ過ぎで魚が疲れちゃう。
そう思い立ったが吉日。さっそくホームセンターで安いのを買ってきたんですが、さすがコンプレッサー。ものすごい振動でうるせえったらもう。数日で耐えられなくなって、ネットで高評価のこれを購入。 すごい。ホント静か。これを買う以前に、前の奴の振動が酷すぎてレンガの上に置いたりとか悪あがいてたので、それと組み合わせたらホント無音です。ただ、ポンプ自体は無音でも、エアストーンから泡が出る音と泡が割れる音はやっぱりうるさいんですけどね。まあ振動音がなければ許す。
ちなみに、当初の予定では、安定したらネオンテトラをもう少し増やすつもりだったんだけれど、エビさんが予想外に増えたのと、メダカ水槽の方で、同種を後で追加すると凄惨なイジメになる 事がよく分かったので、同種追加はもうしない方向で。
農園のほう
3代目バジル。今回のバジルさんは元気ですなぁ。ピザにパスタに大活躍。今までより遥かに元気なのは、今回から土を変えたせいか、このところよく死んでたメダカさん次々埋めていったからなのか。一方のパクチー&パセリさんはダレてますなぁ。右上パセリ、それ以外はパクチー。
パクチーはいつも通り、自立できないけど育ちは旺盛。パセリもいつも通り、まるでやる気ない。どうしたらパセリがやる気を出してくれるのか。
アボカド1号。相変わらず自分なりの生き方を貫いております。もうここまで来たらトコトン付き合うよ。
アボカド2号。前のまとめの時の残念っぷり はどこへやら。ちょっとひょろっとしてますがだいぶ立派になりました。まあ家庭で実がなるまでアボカドを育てるのはまず無理なので、葉っぱの見栄えがよければそれでいいんですが。